静岡で活躍している旬の方にお話を聞く「インタビューノート」を更新しました。
 今回お話をお聞きしたのは、昨年8月のイタリア・ミラノ国際博覧会(万博)に、「チーム静岡」のメンバーとして参加した田形 治さん。静岡の「在来そば」を味わえる貴重な蕎麦屋さんとして知られる「手打ち蕎麦たがた」(静岡市葵区常磐町)を経営しながら、オクシズ在来作物連絡協議会会長、静岡在来そばブランド化推進協議会代表として、静岡の在来作物、在来そばの普及活動に取り組んでいます。

 寿司、てんぷら、ラーメンなど、海外でも人気の日本食ですが、2014年の12月に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されて、さらに注目されているようです。ミラノ万博での日本館は、並ぶことが苦手といわれるイタリア人が入館に最大9時間も待つほどの人気だったとか。

 田形さんは、ミラノ万博会場でそば打ちのパフォーマンスを実演。おなじ麺類でも、ラーメンと違って、見た目も味もジミな印象の蕎麦は、はたしてイタリア人に、その魅力をわかってもらえたのか気になるところです。パスタと比較されても、ちょっと困りますし…。

 「インタビューノート」では、“食の祭典”として開催されたミラノ万博での現地の様子や、スローフード運動発祥の国イタリアで、田形さんが「蕎麦」にどんな可能性を感じたのかについてお伺いしました。

   ・「手打ち蕎麦たがた」店主 田形 治さん
    http://interview.eshizuoka.jp/e1635242.html





「しろくまジャム」武馬千恵さんのインタビューノート第3回を公開しました。飽きっぽい静岡人の期待にこたえるためにも、ジャムの販売やランチの提供だけでない、お客さまがワクワクするような、新しいモノやコトを提供し続けていくことが大切、という武馬さん。これからは、自身が移住組だからこそわかる静岡市の暮らしやすさ、まちの魅力を、県外にも情報発信していくことを考えているそうです…

  ・「しろくまジャム」武馬千恵さんのインタビューノート第3回
    http://interview.eshizuoka.jp/e1606688.html







しろくまジャム」武馬千恵さんのインタビューノート第2回を公開しました。名古屋出身の武馬さんが、どのような経緯で静岡の中山間地の振興に携わるようになったのか、なぜ「ジャムづくり」だったのか、市中心部に店舗を運営する目的など、お聞きしています。武馬さんのお話に耳を傾けていると、静岡市民としての自覚を呼び覚まされるだけでなく、それぞれができることから行動をおこすことの必要性に気づかされます。

 ・武馬千恵さんのインタビューノート 第2回
  http://interview.eshizuoka.jp/e1603789.htm
 ・第1回はこちら
  http://interview.eshizuoka.jp/e1600856.html





 静岡市の鷹匠で「cielo azul」(シエロ アスール)というセレクトショップを経営している(ほかにも「NAVY.WO Shizuoka」やバー「小サイ」も)青木絵里花さんに、「静岡の“おまち”で商売すること」についてお聞きしてから、すっかりサボってしまっていた「インタビューノート」。新年から心を入れ替えて再開します。よかったら、どうぞおつきあいください。
 再開最初にお話をお聞きするのは、2015年6月、鷹匠1丁目にオープンした「しろくまジャム」の武馬 千恵(たけま ちえ)さん。武馬千恵さんは、エコールキュリネール国立辻フランス料理専門カレッジを卒業後、フランス料理専門店に勤務。さらに、カリブ海 セントビンセント・グレナディーン諸島で青年海外協力隊員として活躍し、帰国後は、JICA静岡県デスク静岡県国際協力推進員として勤務するなどの国際派。その武馬さんが、2014年からは静岡県産の自然農法や無農薬で育てられた果物を使ったジャムづくりを開始し、2015年6月に「しろくまジャム」をオープン。「手づくりジャム」の販売という視点だけでなく、中山間地とまちをつなぐことにも一所懸命に取り組んでいます。とにかく、とても多彩な経歴を持った女性です。
 武馬さんのインタビューノートの公開日は、年内にはお知らせしますので、どうぞお楽しみに。

 ・womoグルメ「しろくまジャム」
  http://shizuoka.womo.jp/gourmet/shop/index/ID/995



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・幹事さん、忘新年会におすすめのお店あります↓
   静岡◇http://shizuoka.womo.jp/gourmet/list/endofyearparty/
   浜松◇http://hamamatsu.womo.jp/gourmet/list/endofyearparty/
   三島・沼津◇http://east.womo.jp/gourmet/minitopi/detail/ID/210






  

 静岡市内のショップやイベント情報を通じて、「まち」と「ひと」をつなぐアプリ「まちぽ」と、お店の情報発信のホームとして活用いただいている「eしずおかブログ」の店舗様向け活用セミナーを開催します。

 こんな内容で行います。
 ・2つサービスの特徴
 ・上手な使い分け方
 ・両方やることでどんなメリットがあるのか
 ・効果的な活用法  etc…

 これから始めようとしている方や、すでに始めているけどもっと上手な使い方を知りたい、予算をかけずにお店の情報を発信したいという方は、ぜひご参加ください。

 「まちぽ」: https://machipo.jp/
 「eしずおかブログ」:http://www.eshizuoka.jp/


 第三回「まちぽの集い」開催
 開催日:5/19(火)
 時 間:15:00~16:00(1時間程度)
 開催場所:しずおかオンラインセミナールーム
 住 所:静岡県静岡市葵区追手町3-11 静岡信用日生ビル 3F
     https://goo.gl/maps/iHBxD
 定 員:6名様(申込先着順)
 参加費:無料


申し込みフォームはこちら
※申込期限 5/15(金)までとなりますのでお早めにお申し込みください。




 セレクトショップCIELOAZUL(シエロアスール)・青木絵里花さんのインタビューノート第2回を公開しました。

 青木絵里花さんは、1997年に静岡市葵区伝馬町にセレクトショップCIELOAZUL(シエロアスール)をオープン。現在は、葵区鷹匠を中心にセレクトショップのほかにカフェやバーなど、4店舗を経営するまでになっています。

 そんな青木さんが、「自分好みのオシャレなものや、都会的なもの、身につけているとテンションの上がるものに魅かれ、よいものはきっとわかってくれる」と思って仕事していた自分の若い頃を、大きなカンチガイだったと告白。

 お客さまに育てられ、世の中に育てられ、失敗に育てられたという青木さん。鷹匠に移転してから、ようやく、自分が売りたいものより、お客さまが求めているものを提供することの大切さを、本気で理解できるようになったのだそうです。そのことに気づくのに、独立起業してから10年以上もかかってしまったとか。
 
 それに気づく前に商売を辞めてしまう人がたくさんいるなかで、「自分の考え方を常に改めてきたことがよかった」と語る青木さんの話は、とても示唆に富んだものでした。

  ・インタビューノート:CIELOAZUL(シエロアスール)青木絵里花さん 
  第2回 http://interview.eshizuoka.jp/e1476492.html
  第1回 http://interview.eshizuoka.jp/e1472958.html



 静岡の“おまち”で、約18年間にわたりセレクトショップ「CIELOAZUL」(シエロアスール)や、カフェを経営してきた青木絵里花さんのインタビューノート(第1回)が公開になりました。
 
 ・青木絵里花さんの「インタビューノート」第1回
  http://interview.eshizuoka.jp/e1472958.html


 青木さんは、2015年2月には、新静岡セノバの向かい、北街道沿いにカウンター席のみの小さなお店“小サイ”もオープン。最近、元気がなくなったと言われることの多い静岡の“おまち”で、ますます活躍中の青木さんに、お店づくりや商売を通して見てきた、静岡の「おまち」の変遷などをお聞きしました。

 最初のお店を伝馬町にオープンして、その3年後にはカフェも開店。まわりからは順調そのものに見えたシエロアスールですが、実は、独立して10年目くらいまで、食べることを節約してしのぐような状況だったのだそうです。そのあたりも率直にお話していただけましたので、「インタビューノート」をぜひご覧ください。

    2月にオープンした小サイのカウンターでビールを注ぐ青木絵里花さん


  ・【日刊いーしず】インタビューノート・バックナンバー
   http://interview.eshizuoka.jp/





 静岡市葵区鷹匠で「シエロアスール」というセレクトショップを経営している青木絵里花さんに、4月の「インタビューノート」に登場していただくことになりました。

 「シエロアスール」さんは、日本製にこだわった着心地のいい洋服やクラフトのジュエリー、雑貨など、静岡ではなかなか手に入らない商品を扱っているお店として、ファッションに敏感な女性にはよく知られています。

 青木さんのことは、以前から、流行の先端をいくファッションに身を包んだ姿(最近の青木さんは落ち着いた大人のスタイル。もちろんセンスの良さは相変わらず)や、まちづくりにかかわる姿がカッコいいなぁ、と思っていました。セレクトショップのほかにもカフェや今年になってからは新しくバーもオープンするなど、いまも第一線で活躍しています。
 
 「インタビューノート」では、20代で起業して以来、静岡の「おまち」で18年間にわたりお店を経営してきた青木さんに、静岡の「おまち」の変遷をどのように見てきたか、いま見ているのか、などについてお話をお聞きしました。

 青木さんのお話は、わたし自身も初めて聞くことばかり。4月の中旬に「eしずおか」に公開されますので、ぜひご覧ください。

 ・【eしずおか】「インタビューノート」  http://interview.eshizuoka.jp/

             ・  ・  ・ 

 『womo』4月号でも、静岡市で働く・子育てする女性6人にお集まりいただき、
 「静岡の街をもっと魅力的にするには!」というテーマで座談会を開催しました。
         詳しくはこちらへ ↓









 クリスマスで思い出すのが、今から20年以上も前にサンタクロース村で飲んだ黒ビールの味。サンタクロース村は、フィンランドのラップランド地方、北極圏にほど近いロヴァニエミという町にある。ヘルシンキから寝台列車に乗って12時間ほどの距離。1991年のとある日、一晩電車に揺られて、翌朝早くにロヴァニエミ駅へ。駅からバスに乗り換え、たどりついたのは朝10時ごろだったと記憶している。ヘルシンキから12時間プラスαもかけて出かけたにもかかわらず、その日サンタクロースはどこかの国の子供たちのところに出かけていたのか、まだ出勤前だったのかわからないが、あの赤い司祭服?の姿はどこにも見えず。出迎えてくれたのは、柵の中でのんびり草を食む3~4頭のトナカイだけだった。みかけはふつうのトナカイだけど、彼らはサンタクロースのお供たちである。気のせいか思慮深そうに、そして、彼らは何食わぬ顔で人の言葉も理解しているのではないかと、などと勝手に妄想が働く。
 いまはどうなっているのかわからないが、当時はトナカイの柵の隣に、本当にちっちゃなサンタクロース郵便局があった。そこで、当時小学生だった姪宛にサンタクロースさんから手紙を送ってほしい、と書き置きを残した。そして、帰りのバスまでの空いた時間に、郵便局のとなりの土産物店で飲んだのが、先の黒ビールだった。「地元で作っている」と売り子さんに薦められたビールは、常温に近い温度で、ドロッとした口当たり。強い苦みと酸味がありながら、それらを甘さが包む濃厚な味だった。それまで飲んだことのあるどのビールとも違う不思議な感覚だった。ゆっくりと味わっているうちに、その複雑な味覚がはっきりと感じられるようになり、冷えた体はしだいに温まっていった。あの濃厚な味の魅力はいまだに忘れられないでいる。クリスマス時期の飲み会などで、いまでもあの時の黒ビールの味を時々思い出すことがある。
 ずいぶん前置きが長くなってしまったが、最近、あの時のサンタ村のビールのことを久しぶりに思い出した。先日、静岡市でクラフトビール作りを始めた「AOI Brewing」(アオイ・ブリューイング)の社長・満藤直樹さんにビールのお話を聞きながら、あれは「スタウト」というエールビールのロヴァミニエ・バージョンだったのだろうと思いいたったのだ。北極圏仕様の、アルコール度数高めのサンタ村特製「スタウト」ビール。
 実は、その満藤さんも、この冬のクリスマスに向けてクリスマスビールを仕込んでいるのだそうだ。クリスマスが特別なイベントではなくなって久しいが、今年は満藤さんのクリスマス・ビールを味わえる楽しみができた。(…それから、あの冬、「サンタさんから手紙が届いたよ」と姪から電話をもらった。姿は見せなかったけど、置き手紙の約束を守ってくれたサンタのことを、ちょっといいヤツだなと思ったことを覚えている)

 「AOI Brewing」満藤直樹さんのインタビューノート【日刊いーしず】
 ・第1回 http://interview.eshizuoka.jp/e1399949.html
 ・第2回 http://interview.eshizuoka.jp/e1403431.html


    AOI Brewingの満堂直樹社長(左手)と醸造責任者・高浩一さん(右手)





2月から増加しはじめたeしずおかブログの月間アクセス数が 1,140万ページビュー(5月)を超えました。2007年のサイトオープン以来、最高記録を更新!

          eしずおかブログの毎月のメディアデータは、
           トップページのこちら(↓)に表示しています。



正確には、5月の月間総ページビュー数が 1,140万8,286 PV、
5月にeしずおかブログを訪問したユーザーさんの回数は192万1,170回、
1ヶ月にブロガーさんが書いた記事数は、1万3,575記事。

1日に換算すると1日約38万アクセス、訪問回数は6万2千回、そして、
eしずおかブロガーさん全体で毎日平均約567個の記事を書いていることになります。

eしずおかブロガーさんのほとんどは静岡市内、および藤枝・焼津・島田・富士
地域にお住まいの方。2007年のオープン以後もTwitterやFacebook、Lineなどの新しい
webメディアが登場していますが、この時期にアクセス数記録を更新できたことで、
いまでも地元の方に支えられていることを実感しました。

実際には、検索エンジンを通じてeしずおかブログにたどり着く方が多いのですが、
たどり着くブログページの多くが地域のブロガーさんたちが書いている記事ですので
それだけでもeしずおかブログは、他に類のない地域密着メディアだと思います!

ページ数や訪問数が伸びている要因の一つは、見るのも、書くのもスマートフォンから…、
というユーザーさんが増えていること。今年から取り組んでいるスマートフォンでの見やすさ、
使いやすさの改善について、引き続き取り組んでいきます。

そして、5月に最もアクセスの多かった人気記事は、静岡県内の公園を集めて紹介している人気ページ「静岡の公園特集」です。(こちら↓)スマートフォンからも見やすくなりました!







 
「空気読めないんですか!
  こんな騒然とした中でヴァイオリン弾いたって誰も聴いたりしません。
 
  かえって邪魔者扱いされるだけです。戦争とか天災とか、
  自分の命や生活が風前の灯だって時に人は音楽なんて必要としません」
 
「うん。僕もそう思う」
「だったら!」
 
「でも、全ての人が皆そうなのだろうか?」
 
  岬先生の目が不意に優しくなった。
 
「確かに大抵の人は危急存亡の刻にのんびり音楽なんて聴かないだろう。
  一曲のワルツよりも一片のパンを望むだろう。
 
  一曲のセレナーデよりも柔らかなベッドを望むだろう。
  しかしそれでも、中には心の平穏を求めて
  ピアノの旋律を渇望する人がいるかも知れない」

 「それは・・・でも・・・・」
  …たった一人でも音楽を必要とする人がいるのなら、
 
  そして、自分に奏でる才能があるのなら奏でるべきだと僕は思う。
  それに音楽を奏でる才能は神様からの贈り物だからね。
  人と自分を幸せにするように使いたいじゃないか」


     ( 中山七里 著 「おやすみラフマニノフ」より )


ラジオのスィッチを入れると、ふかわりょうの声でこんな台詞が聞こえてきた。
「きらクラ!」(NHK-FM)というビギナー向け?クラシック音楽番組の『BGM選手権』である。
『BGM選手権』とは、お題の文章のBGMとしてピッタリのクラシック音楽を選ぶ、
リスナー参加企画。

ひとつひとつは、すでに見知ったつもりの過去のものでも、
組み合わせによって、ふたたび息を吹き返したり、
時には、かつてない活き活きとした魅力が立ち上がることがある。

「きらクラ!」の『BGM選手権』を聞いていると、
ささやかではあるが、毎回そんな気分を体験することになる。

先日のお題、ルパン「奇巌城」( モーリス・ルブラン)と ピアソラの組み合わせなどは、
バンドネオンの音が聞こえた瞬間にルパンの世界に引き込まれ、
ご苦労ご苦労、ガニマール君、お忙しいところをご苦労!…
という声が聞こえてきたほどである。

さて、「きらクラ!」に負けじと、さまざまな企画を通じて、
静岡のクラシック音楽ファンづくりに取り組んでいるのが静岡音楽館AOIです。
若い音楽ファン、音楽家を増やしていきたい!
と語る静岡音楽館AOI学芸員の小林 旬さんのインタビューノート第2回が
公開になりました。

・インタビューノート:静岡音楽館AOI学芸員・小林 旬さん(第2回)
http://interview.eshizuoka.jp/e1257689.html






先日、静岡音楽館AOIで聞いた中村紘子さんのピアノリサイタルは、
中村紘子さんの楽しいトークのおかげで観客席の緊張感がやわらぎ、
リラックスした雰囲気に包まれた気持ちのいいコンサートでした。

ショパンの幻想曲やムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」もよかったですが、
この日の一番は、ドビュッシーの「2つのアラベスク」。独特で繊細な音の響きが
印象派の絵画のような、やわらかで美しい世界を表現していたと思います。

長いこと感じてきた、クラシック音楽は堅苦しい、難しい、というイメージは、
いまでも変わりませんが、数百年にわたって聴かれ続けてきた音楽の魅力や
おもしろさが理解できたら素敵でしょうね。自分の世界が広がるのではないかな。

オーケストラでは何十人もの演奏者が一つの美しいハーモニーを作り出すわけですから、
数人で演奏される音楽よりも大きな美しさがそこにはあると思っています。
何百年という時間の中で淘汰されてきた音楽の説得力と表現の強さがあります


と語ってくれたのは、静岡音楽館AOIの学芸員小林 旬さん。
3月のインタビューノートでは、2015年に20周年を迎える静岡音楽館AOIの学芸員小林 旬(こばやし じゅん)さんにクラシック音楽の魅力と楽しみ方についてお聞きしました。





昨年の暮れに、仕事で東京に向かう新幹線の中で、偶然にも知り合いに遭遇した。彼は、40代、独身、IT系の仕事に従事。平日の午前ということもあり、「東京で打合せですか?」と聞いてみた。「えぇ、まぁ…」と口ごもった反応が。そうなると、こちらもムクムクと興味が湧いてくる。「…で、打合せはどちらですか?六本木、それとも渋谷?」と突っ込んだ末の回答が「実は…、パンダを見に上野まで」。

その瞬間、わたしと彼の間は温かな空気に包まれた。「パンダ」の力にもよると思いますが、平日昼間に大人の男性が一人で動物園にでかけるというシチェーションがそう感じさせたようにも思う。うまく言えませんが、ちょっとカッコいいといますか、いわくありげと言いましょうか。

わたしが「動物園」の不思議な魅力を意識するようになったのは、「雨の日の動物園」の話や「象の消滅」、「カンガルー日和」など、村上春樹の小説に多分に触発されていることは間違いありませんが、きっと動物園に対する印象は、人によりさまざまなのだと思います。

そんな動物園にまつわる思い出やエピソードをみんなで共有しようという企画が、eしずおかアルバム「動物園のエピソード」としてスタートしました。今回は、いわくありげな大人の動物園ではなく、こどもや家族が主役のエピソード。そんな中にも、新しい発見や驚き、幸せな瞬間が詰まっていそうです。どんなエピソードが集まるのか、いまからちょっとたのしみです。

※投稿された写真の一部は、ガイドブック「こどもとおでかけ」(発行:株式会社しずおかオンライン)2014年版の誌面や、子育て情報満載のウェブサイト「womoママ」に掲載させていただきます。

 ↓eしずおかアルバム「動物園のエピソード」:詳しくは、下記ページをご覧ください。




北は岩手県から南は沖縄県まで、全国各地で地域ブログポータルを運営している会社が集まって地域ブログサミットを開催。静岡県内からは東部の「イーラパーク」さん、西部の「はまぞう」さん、そして中部の地域ブログポータルとして「eしずおか」が参加してきました。

各サイトともに地域密着というアプローチは同じでも、企画や事業のアイデアは様々。「eしずおか」でも参考になりそうなヒントがいろいろありました。また、お国柄を強く打ち出した個性的なプレゼンテーションもあって、地域ポータルの立ち位置や存在意義などをあらためて確認する機会ともなりました。

FacebookやTwitter、Lineなどのソーシャルツールは、ネットワーク外部性が強く働いて、世界中がひとつのサービスに一極集中する傾向がありますが、そんな中で地域ブログは真逆なのかもしれません。地方にあっても、地域ではなく全国に向けて情報発信するために、地域ブログサイトからアメーバブログなどの全国区のブログサイトに引っ越しするブロガーさんもいますが、逆に、地域のお客さまにお店の情報伝えるために、全国のサイトから「eしずおか」に引っ越してくるブロガーさんもたくさんいます。

地域ブログサミットで「eしずおか」は、静岡県のオープンデータを使って公開した「富士山ビュースポット特集」と「静岡ロケ地ガイド」を紹介。その同じ日、政府が、国が保有するデータを無償で入手できるポータルサイト「データカタログサイト」を公開するという発表がありました。観光に限らず、「統計情報」「地理空間情報」「防災・減災情報」をはじめとした行政が保有している情報は、地域の暮らしにも密着しています。eしずおかブログでは、どんなデータをどのように発信していけば地域の暮らしに役立つのかを検討しながら、今後もオープンデータの活用に取り組んでいきたいと思います。


・「富士山ビュースポット特集」
 http://fujisanview.eshizuoka.jp/

・「静岡ロケ地ガイド」
 http://location.eshizuoka.jp/


タグ :ブログ

12月18日、eしずおかブロガーさんの出会いとつながりを深めるイベント「eしずおか忘年会」を開催しました。会場は、静岡市葵区呉服町の「ワインバルHAGU(ハグ) 」。スタッフを含め20名のeしずおかブロガーさんと一緒に、楽しい時間を過ごしました。


eしずおかブログのブロガーさんは現在約1万人、サイト訪問者は月間約66万人(2013年11月時点)。その約70%が、静岡市を中心に静岡県中部地域に暮らしている地元のみなさん。飲食店やファッション、ビューティーをはじめ地元で商売を営んでいる方に、お店の情報やスタッフの声を地元のお客さまに発信するツールとして多く利用されています。


忘年会では、他のブロガーさんとお会いしたり、ブログの話題で交流できる貴重な場ということもあり、会場のあちこちで、熱のこもった会話が聞かれました。いろいろなコミュニケーションツールが次々と登場する時代、ブログそのものは目新しさはなくなりましたが、裏を返せば、すっかり定着したようにも思います。eしずおかブログでは、現在も、毎月約100個のブログが新しく立ち上がっていることからも実感します。ブログの利用方法はさまざま。これからも情報発信ツールとして、上手に使っていただけるとうれしいです。





お忙しい中、【eしずおか忘年会】にご参加いただいたeしずおかブロガーのみなさま、ありがとうございました!!

※ご参加いただいたeしずおかブロガーさん一覧(順不同)

kittsan流 kittsan さま
http://kittsan.eshizuoka.jp/e1205501.html

「手筒花火」はじめました ヒデユキ さま
http://tedutuhanabi.eshizuoka.jp/

しぞーか発 全国の山々をめざす しぞーかのまりも さま
http://morinonakama2010.eshizuoka.jp/

丸河屋酒店から喜び一杯 丸河屋酒店 さま
http://sake.eshizuoka.jp/

瀬戸谷温泉ゆらく aya さま、小林さま、梅原さま
http://yuraku.eshizuoka.jp/

うわ~、それ言っちゃっていいんですかっ?! アーバンギア さま
http://urbangeardesign.eshizuoka.jp/

静岡市のたい焼き屋さん ここや ここ1 さま、高野さま
http://cocoya.eshizuoka.jp/

Re messa フィットネス企画ver さま
http://remessa.eshizuoka.jp/

静岡県動物ボランティア協会 静岡県動物ボランティア協会 さま
http://shizuoka1122.eshizuoka.jp/

てっちゃん先生の水草アートミュージアム~水草と遊ぶいきもの達~ 水草作家てっちゃん先生 さま
http://bottlium.eshizuoka.jp/

まろうどオーナーブログ Malowdo(まろうど)オーナー さま
http://marowdo.eshizuoka.jp/

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以下はeしずおか事務局関連

しずおか縫製部 tomo36
http://momorin.eshizuoka.jp/

iArchitect Creative BLOG(アイアーキテクト クリエイティブ ブログ) 中村
http://weblime.eshizuoka.jp/

うんのノート  しずおかオンライン代表・海野
http://unno.eshizuoka.jp/

eしずおか萌え! 八木
http://welcome.eshizuoka.jp/




greenz.jp 副編集長・NPO法人グリーンズ理事の小野裕之さんのインタビューノート第3回(最終回)を公開しました。

「問い合せだけでビジネスができるといい、みたいな話もありますが、本当に新しいことをやろうとしたら、それでは実現できません。新しいこととは、いまはない価値をクライアントに理解してもらうことですから、布教活動としての営業活動が絶対に必要。ですから、待ちの営業ではなく、ちょっとしたことでもつながりを作って、こちらからどんどん営業して、プレゼンさせてくださいと出かけていきます」インタビューノートより)

グリーンズのメンバーの中で事業化担当でもある小野裕之さんの、“魂を売り渡さない”範囲で、いかに収益を上げていくか、ブランディングしてきたか、このあたりのお話がリアル。小野さんの苦労が伝わってきます。

それから、greenz.jp発行人で「グリーンズ」代表理事の鈴木菜央さんと、編集長の兼松佳宏さん、そして事業化担当・小野裕之さんの3人の、自分たちのやりたいことと経営のバランスが有機的で絶妙。

最後に、「グリーンズ」の“欲しい未来”、小野さんご自身の“ほしい未来”も語っていただきました。

・greenz.jp 副編集長・小野裕之さんのインタビューノート第3回(最終回)
 http://interview.eshizuoka.jp/e1186774.html
・グリーンズ
 http://greenz.jp/












昨日は、甲賀雅章さんがパーソナリティを務めるFM-Hi!の番組「暖塊!痛快ラジオ放送局」にお招きいただいた。甲賀雅章さんは、「大道芸ワールドカップin静岡」のプロデューサーでCIセンター代表である。

先月は、わたしが甲賀雅章さんにインタビューさせていただき、今回はわたしがされる側。社会人なりたての頃、コピーライターになりたかったこと。1年で自分には才能が無いことに気づいたこと。理想の職業は詩人とか、建築の話とか、中学3年の時に繰り返し聞いたサイモン&ガーファンクルの「OLD FRIENDS」がきっかけで、世界観が広がったこと。亀井勝一郎の言葉をもじって「人生は思春期に向かって成熟していく」とか…。甲賀さんのつっこみに導かれて、ふだんは話すことのないことまで、あれこれおしゃべりしてしまった。まさに“痛快ラジオ”でした。

・甲賀雅章さんのインタビューノート
 http://interview.eshizuoka.jp/e1160048.html


タグ :甲賀雅章


10月の【日刊いーしず】インタビューノートは、CIセンター代表の甲賀雅章さんにお話を伺いました。

・【日刊いーしず】インタビューノート「甲賀雅章さん」第1回
  http://interview.eshizuoka.jp/e1160048.html

甲賀雅章さんと聞いてピンとこない方には、「大道芸ワールドカップin静岡」のプロデューサーといったほうが聞こえがいいかもしれません。

わたし自身は甲賀雅章さんと、付かず離れず約20数年もおつき合いさせていただいています。付き合いといっても仕事でご一緒することはほとんどなく、水泳教室に通ったり、自転車に誘われたりと、どちらかというとプライベートな関係が主。

その上でいわせていただければ、甲賀さんとは何者か、その実態はよくわからない。いまだに不思議な人。ただし、アートディレクターとして、プロデューサーとして、そしてCIコンサルタントとしては他に比較できる人がいないほど、静岡では希有な存在であることは間違いありません。

今回のインタビューでは、これまでわたしが甲賀雅章さんに抱いてきた疑問や、フェイスブックの中で、フランス、タイ、大阪、そして奥大井などの各地を飛び回っている姿を垣間みながら感じていることなどを直接本人にぶつけてみました。

「ビジョン無き男がCIを仕事にしてきた」ことにも驚きましたが、60歳から先をどう生きていくのか、脱経営者としての道をどう歩んでいくのか、この辺りの話には興味深いものがありました。

第1回目は、「ビジョンについて」。まだ、ジャブといった感じです。2回目以降には、今年の「大道芸ワールドカップin静岡」の見どころについてもお聞きしています。どうぞお楽しみに。


・【日刊いーしず】インタビューノート「甲賀雅章さん」第1回
  http://interview.eshizuoka.jp/e1160048.html



このところすっかり秋めいてきて、夜はぐっすり眠れるようになった…といいたいところですが、相変わらず睡眠時間は4~5時間。といっても、目覚めが悪いわけでも、昼間にやる気がでないわけでもないのが救いである。

9月のインタビューノートでは、今月から【日刊いーしず】のコラム「クセ活用術」の連載が始まった作業療法士の菅原洋平さんにお話をお伺いしました。菅原洋平さんといえば、『あなたの人生を変える睡眠の法則』(自由国民社)や『やる気がでる!超睡眠法』(宝島社)などの著者と聞いたほうがピンとくるかもしれません。



取材を通じて、あわよくば快眠術を伝授していただき、あこがれの7時間睡眠を手に入れたいと思っていたのですが、そんなわたしの願いに菅原さん曰く「人は眠るために生きているわけではありません。快眠が目的ではなく、睡眠をコントロールすることで、起きている間にいかに成果を上げるかが大切です」とピシャリ!

外科手術にともなう機能回復のリハビリテーションを専門とする作業療法士の菅原洋平さんと、「睡眠の法則」の著者である菅原洋平さん、そして起業して社長でもある菅原洋平さんのイメージが、取材するまではどうにも結びつかなかったのですが、今回お話をお聞きして、みごとにリンクしました。目指していることは「病気予防」。そのために睡眠をコントロールするというアプローチが興味深い。菅原洋平さんによれば、睡眠は“最も少ない労力で、最大の成果”を出すことができるのだそうです。

インタビューノートでは、作業療法士として勤務しながら、魅力的でたのしく取り組める病気予防法を考案し、生体リズムを活用して企業の業績を高めるビジネスプランを作成。2011年のSOHOしずおかビジネスプランコンテストで最優秀賞を受賞し、起業へとたどり着いた道のりをお聞きしました。ぜひ、読んでみてください。

成果を上げる手段としての睡眠という視点は理解しても、7時間睡眠への憧れはなくならない。菅原さんには副業で、“誰でも快眠をお約束ー日帰り睡眠ランド”なるサービスも開発していただきたいものである。


【日刊いーしず】インタビューノート:作業療法士・菅原洋平氏
 http://interview.eshizuoka.jp/e1142812.html


【日刊いーしず】菅原洋平さんの連載コラム「クセ活用術」




eしずおかブログのトップページ左サイドバーに「メディアデータ」という枠があります。
      ( ここです ↓ )

「eしずおか」のアクセス数、訪問者数、記事数などは、この「メディアデータ」に毎月の実績を公開しています。

そのメディアデータで報告の通り、8月のアクセスが1,000万PV、月訪問者数は76万人を越えました。過去最高値を更新!

8月に参加した「ブロガーサミット2013」(ブログはこちら)で、LINE執行役員でライブドア・ブログを担当してきた佐々木大輔氏が、ブログの利用状況についてこんな発言していました。

ブログは終わったと言われるけど、ツイッターやフェイスブックなどの
 ソーシャルメディアが登場したころから、ブログのユーザーとアクセスはさらに伸び、
 今もひたすら増えている


個人もビジネスにおいても、情報発信ツールとしてブログが定着したことや(HPとしてブログを利用している中小店舗や個人も多い)、情報の拡散を得意とするツイッターやフェイスブックと、情報のストックに適したブログを組み合わせて利用することも一般的になりました。ツイッターやフェイスブックなどが利用されるほど、ソーシャルメディアからブログへのアクセスも増える傾向にあります。

とはいえ、もっともっとアクセスを伸ばしたい、フェイスブックとブログの連携方法を知りたい、というブロガーさんも少なくありません。eしずおかでは、そんなブロガーさんに向けて、eしずおかブログ講座を開催します。

 ・eしずおかブログ講座:10月10日(木)、22日(火)、11月12日(火)、20日(水)
  内容:フェイスブック連携やアクセスアップの方法など(詳しくは↓)

  http://news.eshizuoka.jp/e1140917.html

年間のアクセス数の推移をみると、季節により凸凹があるので(例年だと5月に伸びます)9月以降の数字が気になるところですが、eしずおかでは、ブログの新着情報などのほかにも、地域特集や富士山写真投稿企画、レシピ、占いなどのコンテンツも人気があります。時間に余裕のある時に、ぜひご覧ください。

 ・おでかけ特集   http://eshizuoka.jp/index/publish/page/1000
 ・富士山写真投稿企画  http://photo.eshizuoka.jp/
 ・eしずおかレシピ  http://eshizuoka.jp/recipe/
 ・週間トライアングル占い  http://trianglefortune.eshizuoka.jp/
 ・コラム【日刊いーしず】  http://eshizuoka.jp/nikkan/



海野 尚史 HISASHI UNNO

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