勢いのある人は、一緒に話をしているだけでエネルギーがこちらに伝わってきます。華道家の辻雄貴さんも、そんなひとり。9月2日に開催される「浮月シャクジ能」の準備で忙しい中、「インタビューノート」 に登場していただきました。

辻雄貴さんは、1983年富士市生まれの現在35歳。スペインの建築家・ガウディに憧れて大学では建築学を専攻。現在は、建築の土台の上で「いけばな」を軸に空間創造する華道家として活躍しています。

2013年のフランス「世阿弥生誕650年 観阿弥生誕680年記念 フェール城能公演」の舞台美術を皮切りに、2015年に「シズオカ×カンヌ×映画祭」のアーティスティックディレクターに就任。2016年、ニューヨーク・カーネギーホール主催公演では「いけばな」を披露。2017年のスペイン フェリペ6世国王夫妻来日時には、天皇皇后両陛下ご臨席のもと、浮月楼「月光の間」にて献花・室礼を行うなど大活躍。

そんな辻雄貴さんの人生は、大学在学中にいけばな作家・竹中麗湖氏に出会ったことから大きく開かれて行きました。建築デザイン、舞台美術、プロダクトデザインなどの、既存の枠組みを超えた独自の空間芸術の分野で活躍している辻雄貴さんに、これまでの道のりと、いま取り組んでいることについてお話をお聞きしました。

・第1回:竹中麗湖先生の「それはおもしろいから、やるといい!」
 http://interview.eshizuoka.jp/e1926917.html

・第2回 声がかかることは、すべてチャンスに!
 http://interview.eshizuoka.jp/e1926919.html
・第3回 20代のガムシャラだった時代が財産に。
 http://interview.eshizuoka.jp/e1926920.html






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家事や育児に悩んでいるのは、決してママだけではありません。パパだって同じ。ママ以上に、新米パパは家事や育児について学ぶ機会は少ないのではないでしょうか。そんな家事や育児に悩んでいるパパを応援する『ウーモパパ部』を発足しました。

ウーモパパ部」では、家事や育児に関する情報の提供、親子で参加できるイベント情報、新米パパ同士の交流の場づくり…、などに取り組んでいきます。新米パパ同士だからわかりあえる「悩み」や、解決につながる「ノウハウ」や「情報」を共有することで、家事や育児に楽しく取り組めるパパを増やしていきたい。きっと、働くママもうれしい。 微力ながら、「womo」のママユーザーのみなさんのサポートにもなれば、私たちもうれしい!

最初は小さな取り組みからのスタートですが、新米パパさんたちと一緒に、みなさんのお役に立てる「使える!ウーモパパ部」を作っていきたいと思います。危機感を感じていないパパには、ぜひ、ママから「ウーモパパ部」への入部を囁いてみてください。

・「ウーモパパ部」特設ページはこちら ↓
  https://womo.jp/feature/papa/






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石上純也 自由な建築』(LIXIL出版)刊行にあわせて青山ブックセンターで開催された、建築家「石上純也 レクチャー」に出かけてきました。来場者の多くが若者、石上純也氏の人気を肌で感じました。

2017年に竣工したオランダの公立公園内のビジター・センターや、宇部のフレンチレストラン、那須のアート・ビオトープ、モスクワの科学技術博物館の増改築など、各建築作品のコンセプトやそれぞれの抱えている制約をどのようにクリアして実現したのかなど、とても興味深いレクチャーでした。取り上げられたのは、パリのカルティエ現代美術財団で開催中の石上純也氏の大規模個展「JUNYA ISHIGAMI, FREEING ARCHITECTURE(石上純也 自由な建築)」で展示されているプロジェクト。

コペンハーゲンの海辺に計画されている『平和の家』や、庭園に溶け込むガラスのビジター・センターをはじめとして、石上純也氏の作品に共通して感じられるのは、透明性、時間・空間のゆらぎ、曖昧な輪郭、そして、それらが全体として漂わせている開放感。同時に、石上氏のビジョンで描き出される新しい自由の感覚は、きっと、多くの「小さな物語」をも優しく包み込むのだろうと思いました。そのあたりが、若者に支持される理由なのか。

「僕たちの生きている時代は、一人ひとり未来が違うし、一人の中にもさまざまな未来(火星で暮らすことも)がある。そのような時代に、どのようにして建築を生み出して行くのかを常に考えている」「もともとあった場所に新しい要素、情報を発見することで、足すことも、引くこともしないで、新しい風景を作り出す」「風景と一体化した建築」などなど、それら抽象的な表現を具現化した建築物は、氏の斬新な発想に加えて、確かな技術の裏付けが大きな力になっていることも、氏のレクチャーを聞きながら実感しました。それだけで一つのアート作品のような、美しくカワイイ石上さんの建築模型も魅力です。


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イエタテ相談カウンター浜松店
第2回土地探しフェア開催:8月29日(水)~9月3日(月)
★浜松市内の建築条件のない売土地約100件掲示。
 複数の不動産会社の土地情報を自由に閲覧可。
★中立的な立場のアドバイザーが、家づくりや土地探しをサポートします。
★土地探しと同時進行で、地元工務店情報も提供します!
★期間中、いつでも気軽にお立ち寄りください!


https://ietatehama.hamazo.tv/e8124136.html





womo」「イエタテ」などの地域メディアを運営しているしずおかオンラインには、子育てと仕事を両立しながら活躍している“ママ社員”が増えています。

ウェブサイトのディレクター職のママ社員、管理課のマネージャーや経理業務のママ社員など、従事する仕事はさまざま。どのママ社員にも共通して感じられるのが、タイムマネジメント意識の高さ、責任感の強さ!です。

今では、年々増えているママ社員の活躍が、しずおかオンラインのメディアやサービス、組織運営を支える大切な役割を担ってくれていると言っても言い過ぎではありません!

そんなママ社員の日々の仕事ぶりや、家庭と仕事の両立、苦労などについて、専門知識を活かして活躍中のママ・エンジニアとマネージャーの3名のママ社員に登場していただき、語っていただきました。

報道や統計から知る情報と違って、いつも一緒に働いているママ社員の生の声は、リアルで真摯。彼女たちの声は、一緒に働く社員みんなとも共有したいと思いました。

しずおかオンラインのママ・エンジニアのインタビューは、しずおかオンラインのホームページにアップされましたので、ぜひ、チェックしてみてください。

・しずおかオンライン公式ホームページ:
 https://www.esz.co.jp/recruit/talk/2018_mama.html







   パパも、変わらなくっちゃ!
  「womoパパ部」部員募集中!!






六本木・森美術館で開催中の『建築の日本展』に出かけてきました。サブタイトルは、「その遺伝子がもたらすもの」。古代出雲大社本殿をはじめ、伊勢神宮・利休の「待庵」・「桂離宮」・丹下健三の自邸・荘銀タクト鶴岡・ライゾマティクス・アーキテクチャーによる「Power of Scale」をはじめ、日本建築の遺伝子を内包した展示物が400点超も一堂に会した、充実した内容でした。

「20世紀以前の建築を学ぶには2つの国を訪れれば十分で、イタリアの石と日本の木を見ればいい」とは、『建築の日本展』を監修している建築家・藤森照信氏の言葉。会場を見学しながら、木の柱と梁によってできる立体格子の枠組みと、そこに生まれる空間の組み合わせに、日本の建築の特徴を改めて実感しました。もうひとつ“らしさ”を加えるとすれば、“屋根”でしょうか。一見、フランク・O・ゲーリー風に見える、SANAA設計の「荘銀タクト鶴岡」のクネクネとうねる金属葺きの大屋根も、不思議と日本っぽい。

三分の一のスケールで高精度で再現された「丹下健三の自邸」の模型を三方から眺めたり、「待庵」の原寸大模型に二度並んだり…。気づいた時には3時間を経過、あっという間に閉館時間になってしまいました。これから予定している方は、時間に余裕を持って出かけられることをお勧めします。会場では、剣持勇や長大作の名作椅子に座ることもできる(!)ので、疲れたときは、座り心地を楽しんでみてください。

写真は、 会場入り口にあたる「可能性としての木造」コーナーに展示された北川原温設計の「立体木格子」。「ミラノ国際博覧会2015日本館」で披露された作品の復元です。木の組合せだけで作られた構造体にも、日本の建築の遺伝子が感じられます。





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『静岡・三河 住まいの実例集 213軒』発売中!
静岡県・愛知県三河エリアの住宅会社が建てた新築・リノベーション 213軒を掲載した実例集。
 https://esz.co.jp/service/publication/36.html
・980円+税
・A4変形判・ 438ページ
・静岡県全域・愛知県三河エリアの主要書店にて販売中





静岡市の中山間地の植物を素材として表現活動を行っている華道家の辻雄貴さんに、ご自身の活動についてお聞きしました。辻雄貴さんの作品は、店舗の空間デザインやオブジェ作品だったり、舞台美術やCMのアートワークなど、さまざま。共通しているのは「循環型アート」を意識した創作活動であるということ。大学で建築を学んだ辻さんが「いけばな」と出会い、その後、どのようにして現在の表現活動へと至ったのか、そのあたりのお話がとても興味深い。

なかでも、ガムシャラで、貪欲で、“ビッグマウス”だった20代の頃の辻さんが、日雇いの肉体労働で食いぶちを稼ぎながら、チャンス(フランスでの能プロジェクトの舞台美術を担当)をつかむ話は、熱い!

この秋には、能と植物を掛け合わせた「シャクジ能」を、静岡市の料亭・浮月楼を舞台に開催する予定。「シャクジ能」の準備に忙しい辻雄貴さんにお聞きした、自身の活動と「循環型アート」たどりつくまでの話は、8月公開予定の「インタビューノート」で紹介します。





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【しずおかオンライン】2020インターンシップを徹底解説!
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