昨日
ブログで紹介した「高遠ブックフェスティバル」
レポートの続き。今年の「高遠ブックフェスティバル」は、9月18日(土)〜23日(木)にかけて6日間の開催。主な
イベントは、18日、19日、20日に行なわれている。
ブックフェスティバルと聞いても、ピンと来ない方が多いのではないか(出かける前まで、わたし自身も、そこで何が行なわれているのかわからなかったし)。ということで、今日は「ブックフェスティバルって、いったい何やってるの?」「面白いわけ?」「有名タレントは来るのか?(そんなこと誰も聞いてないかも?)」という疑問にお応えたい。ただし、「面白い」かどうかは人次第。…なので、それはご自身の判断にお任せします。
イベントの一部を紹介
・世界の本の町写真展/英、仏、ベルギーの本の町紹介
・誰でも参加可ブックフェス交流会
・読んでない本大賞/買ったはいいけど読んでない本。読んでない理由を熱く語る。
・リトルプレス+1/リトルプレス、フリーマガジンに携わる人のトークセッション
・豊崎由美「名作って何だYO!」/古今東西の名作をサカナに舌鋒鋭く語り尽くす
・美篶堂製本ワークショップ/大人気(らしい)
美篶堂による製本ワークショップ
・文芸コスプレ喫茶/小説の登場人物や文豪に扮してお茶を。コスプレして来た人に特典あり
・しりあがり寿と灯籠を作ろう!/小学生と一緒に灯籠を作り、町を練り歩く
・大型絵本読み聞かせ
・須田誠「旅と本」について語る/世界中を2年間放浪した旅人・写真家須田誠のトークライブ
・俺の教科書/授業中の落書きが残された教科書を、持ち主と一緒に読み解く
・中川五郎トークイベント/現代アメリカ文学の翻訳者としての中川五郎にせまる
などなど。
…どうですか?このイベント・リストを見てワクワクしましたか?
「豊崎由美」「中川五郎」「しりあがり寿」の人選は、
他ではありえない希少な人選だと思う。
豊崎由美氏のトークイベントは、入場料1500円だったにもかかわらず満員御礼。
チャールズ・ブコウスキーの翻訳を手がけている中川五郎氏のトークライブは、
期待以上の内容で、さっそく家に帰って「くそったれ!少年時代」と
「町で一番の美女」(こちらは青野聡訳)を読み返したくなる。
写真下は、路地で行なわれていた朗読風景。道化師に扮した読み手。

高遠図書館前で行なわれていた、大きな本と大きな話の読み聞かせ。

思いのほかじっくりと見てしまった「本のための小さな家具展」

高校生が作るブックフェスティバルの展示
