本日発行のwomo6月号は、「womo」創刊10周年記念号です。
フリーマガジン「womo」の読者のみなさま、「womoネット」や「womoグルメビューティー」、「womoアプリ」のユーザーさま、そして、多くのクライアントさまに支えられて、10周年を迎えることができました。こころより感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。ありがとうございます。

 巻頭では、毎号「womo」の表紙を描いてくれているイラストレーター・米澤よう子さんも登場していただき、創刊からの10年を振り返っていただいています。また、読者やユーザーさまから送っていただいた「womoがキッカケ!みんなのHappyエピソード」など、10周年記念号ならではの特集を組んでいます。もちろん、グルメやビューティー情報も満載しています。

 今月号も、そしてこれからも、みなさまにたくさんのHappyをお届けできるように「womo」スタッフ一同がんばりますので、引き続きご愛顧いただきますよう、よろしくお願いいたします。


 ・womo編集部スタッフ日記
  http://womonet.eshizuoka.jp/e1493789.html






「一手さきの未来を考えては壊し、また考える…」と新聞に寄稿したのは、先週、浮月楼(静岡市)で開催された将棋名人戦(羽生善治名人VS 行方尚史八段)を対局室で観戦した作家の朝吹真理子氏。

 徳川家康公薨去400年記念事業の一環として、先々週と先週の二週にわたり、第70期囲碁本因坊戦(井山裕太本因坊VS山下敬吾九段)と、第73期将棋名人戦(羽生善治名人VS 行方尚史八段)の静岡対局が浮月楼で実現しました。結果は、井山裕太本因坊と羽生善治名人が勝利。

 貴重な機会でしたので、囲碁本因坊戦一日目の大盤解説会会場を覗いてきました。下の写真は、その時の一幕。井山裕太本因坊が長考した場面で、会場の見学者と一緒に「次の一手」を予想する望月研一七段(右)と田村千明三段。「ふつうに考えれば…ここか、このあたりでしょう」という両プロ棋士の予想を裏切って(私の予想ももちろん外れ)、井山さんの選択は、まったく別の一手でした。その一手で、挑戦者はますます優勢に…。

 「井山さんは、いったい何をやりたいんでしょう???」という解説を聞きながら、同じ碁盤を前にして、本因坊が見ている世界、考えていることは、ほかの人とはずいぶんと違うんだなぁ、と思う。「ふつうに考えれば…」という一手や定石は、別の言い方をすれば、過去の成功事例。その世界の先頭を行く人は、いまこの瞬間に、前を見て、未来をきりひらく新しい一手を考えている。この日一番の長考の末に打った井山本因坊の一手をみながら、そんなことを考えました。

 今年は、徳川家康公薨去400年。年間を通してさまざまな記念事業が企画されていますが、歴史があり、静岡とのゆかりもある囲碁本因坊戦や将棋名人戦の静岡対局の実現は、やはり別格。ぜひ、来年以降も静岡市で開催して欲しいものです。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
静岡市の超ローカルニュースアプリ「まちぽ」をバージョンアップしました。
まちぽのコラムやeしずブログが表示されるようになりました。
 ・https://machipo.jp/





 今日は、社内の研修委員会主催による研修会を開催しました。今回のテーマは社員による「自己紹介プレゼンテーション」。自分の考えを人に伝えるスキルをみんなで学ぼう、というもの。前半は、社内で最もプレゼンテーション機会の多いマーケティング課の三輪君が、日頃からプレゼン場面で心がけているポイントを紹介。後半は、企画営業課・矢崎さん、管理事業推進課・内藤君、編集課・八木さんの三名が、実際に自分自身の自己紹介プレゼンテーションに臨みました。

 いつも一緒に仕事をしているスタッフの自己紹介プレゼンとは、いったいどんなものになるのだろう…、と興味津々でしたが、いずれもわたしの期待以上に中身の濃い内容(わたし自身もそれぞれに新たな気づきあり!)でした。かつ、三者三様のスタイルで聞き手の気持ちをつかみ、一人10分という持ち時間があっという間に感じられるいいプレゼンだったと思います。

 4月に入社した新入社員はもちろんですが、この日は聞き手だった先輩、ベテラン社員たちも、学ぶことの多かった研修会になったのではないかな。企画運営してくれた研修委員会のみなさん、おつかれさまでした。

 下の写真は、前半の三輪君の講義をその場でビジュアルに表現してくれているデザイン研究課の石川さん(入社2年目)。この後さらにイラストを加え、多彩な色使いをして、グラフィカルな記録に仕上げてくれました。まるで、ライブパフォーマンスさながらの様子に、これもすごいプレゼンだな、と思った次第です。


 しずおかオンライングループは、彼ら彼女たちをはじめ、たくさんの魅力的な仲間たちが力を合わせて、地域の暮らしに役立つ新しいサービスやメディアを作り、運営しています。私たちの仲間の一員となって、苦労は覚悟で、そして本気で、新しい仕事にチャレンジしてみたいという人材を募集しています。興味のある方は下記サイトをご覧ください。

       ・しずおかオンライングループ:採用ページ
        http://esz.co.jp/recruit/index.html

       ・中途採用説明会開催
 
        http://esz.co.jp/recruit/guideline/sol/mid-career.html






第11回「mamane(ママネ)シアター」を開催しました。
会場は、新静岡セノバ(静岡市)の映画館ZART。
上映作品がディズニー映画『シンデレラ』ということもあり、
過去最多、71組のお母さんとお子さまにご来場いただきました。
ありがとうございました。

今回は、いつもより大きなスクリーン会場をご用意しましたので、
きっと、お子さまと一緒に、ゆったりと映画『シンデレラ』を
お楽しみいただけたのではないでしょうか。

「mamane(ママネ)シアター」は、次回6/25(木)の開催で
おかげさまで一周年を迎えます。
「家事に育児に奮闘する毎日をおくっているママのために
お子さまと一緒に映画館で映画を楽しめる機会をつくりたい」
という思いで、弊社のママ社員チームが立ち上げた企画が
無事一周年を迎えることができるのも、日々の忙しい日常の中で
時間を作って参加していただいたお母さんたちのおかげ。
本当にありがとうございます。

一周年記念の作品は、ディズニー映画の最新作『トゥモローランド』です。
こちらも、どうぞお楽しみに!


 ▼第12回「mamaneシアター」の詳細と予約はコチラから↓
  http://womo.jp/mama/theatre/index/tpl/index/





・静岡ママに、かわいい&ハッピーを『mamane』
 http://www.womo.jp/mama/




 GW後半の初日にでかけた長野県茅野市の「神長官守矢史料館」。ナウシカの暮らす風の谷にも溶け込んでしまいそうな、この風変わりな建物は、古代から江戸時代まで諏訪大社上社の神長官をつとめた守矢家の敷地内に建てられている「守矢家」の史料館。

 建築史家で、建築家でもある藤森照信氏は『茶室学』の中で、「日本の建築の歴史には、縄文時代の竪穴式住居を起源とするものと、弥生時代に大陸から稲作とともに伝わった高床式住居のふたつの系譜がある」と書いていますが、割板と土壁が特徴的な「神長官守矢史料館」は、まさに縄文的な雰囲気が漂っている。

 すでにお気づきの方もいると思いますがこの建物、浜松市の秋野不矩美術館によく似ている。それもそのはず、これは秋野不矩美術館も設計した藤森照信氏のデビュー作(1991年)。入口付近の屋根には、御柱を司る守矢家らしく、二本の柱が天に向かってそびえている。

 管理人さんによれば、建築物としての「神長官守矢史料館」を見学しに、海外から訪れる観光客も増えているそうです。史料館は、土間のような空間に展示品が並んでいて、その空間がとても落ち着く。なぜ「土間」は落ち着くのか。その理由はうまく説明できませんが、最近、若い人の中にも、土間のある家を建てる人がでてきていることを考えると、土間に魅かれているのはわたしだけではないらしい。

 「神長官守矢史料館」の背後にそびえる守屋山(モリヤ山)は、守矢家(モリヤ家)の聖地。大和朝廷による日本統一のさらにその昔、出雲の建御名方神率いる一族がこの地に攻め込む以前に、洩矢(モリヤ)神を長とする狩猟民族が諏訪の地を治めていたという言い伝えだけでも興味を魅かれますが、そこに諏訪大社に伝わるイサク奉献伝承が加わるなど、掘れば掘るほどこの地には大きな物語が眠っていることを知ることになる。GW中にも関わらずこの日は観光客もまばらでしたが、観光コンテンツとしての可能性を実感せずにはいられない場所でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・「イエタテ」静岡、三河の新築・一戸建て・注文住宅・リフォーム会社を探すなら
  http://www.sumailab.net/index/middle.html





  

 静岡市内のショップやイベント情報を通じて、「まち」と「ひと」をつなぐアプリ「まちぽ」と、お店の情報発信のホームとして活用いただいている「eしずおかブログ」の店舗様向け活用セミナーを開催します。

 こんな内容で行います。
 ・2つサービスの特徴
 ・上手な使い分け方
 ・両方やることでどんなメリットがあるのか
 ・効果的な活用法  etc…

 これから始めようとしている方や、すでに始めているけどもっと上手な使い方を知りたい、予算をかけずにお店の情報を発信したいという方は、ぜひご参加ください。

 「まちぽ」: https://machipo.jp/
 「eしずおかブログ」:http://www.eshizuoka.jp/


 第三回「まちぽの集い」開催
 開催日:5/19(火)
 時 間:15:00~16:00(1時間程度)
 開催場所:しずおかオンラインセミナールーム
 住 所:静岡県静岡市葵区追手町3-11 静岡信用日生ビル 3F
     https://goo.gl/maps/iHBxD
 定 員:6名様(申込先着順)
 参加費:無料


申し込みフォームはこちら
※申込期限 5/15(金)までとなりますのでお早めにお申し込みください。



 「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう」
ピーター・トゥールの著書『ゼロ・トゥ・ワン』(NHK出版)は、冒頭のこの一文で始まる。これはピーター・トゥールが、採用面接で必ず聞くという質問。この問いに、自分はどう答えられるのだろう?

 「異なる視点で現在を見るのではなく、視点を未来に近づけることでみえてくることがある」「競争環境では、誰も得をせず、たいした差別化も生まれず、生き残りに苦しむことになる。競争とはイデオロギーである」「一番良いやり方はベストではない。試されてないやり方こそベストだ」そして「本当の逆張りとは、大勢の意見に反対することではなく、自分の頭で考えること」…。先の質問以外にも、平易な言葉を使いながら、こちらの頭の中がひっくり返されるような問いかけが続く。読者を挑発する、手強い一冊。

 著者のピーター・トゥールは、ペイパル共同創業者のひとりで、現在は有名な投資家。本書は、スタンフォード大学の学生に向けて彼が行った「起業についての講義」の議事録がもとになっている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ・しずおかオンライン 採用担当者ブログ
        「新人社員研修」×「プログラミングの基礎講座」
         http://solrecruit.eshizuoka.jp/e1481809.html














 その日の高座は、桂 歌丸・三遊亭円楽・桂 文珍という大御所三人が登場。笑点でお馴染みの歌丸師匠は、お約束である円楽の悪口で笑いを誘い、円楽は円楽で、今日のお客さまは歌丸の最後の高座を見ることができて幸せでしたね、と返す。

 演じるほうも聞くほうも、ふたりのかけあいはよくわかっている。そのわかっていることが今日もお約束通りに繰り返されることに安心し、癒され、会場は幸せな空気に包まれた(気がした)。

 若かった頃は、お約束通りのことなんて新味がなくてつまらないなぁ、と思ったものだが、いまは、相手の期待を裏切ることなく、いつでもお約束を遂行できることは、日常生活においても、仕事においても、簡単でないことがよくわかる。ましてや、同じ設定で何度も人を笑わせることほど難しいことはないということも。そこには歌丸・円楽両師匠の、相手への信頼があるからこそ…、というあたりまえといえばあたりまえのことですが、そのことも、今回はじめてナマでふたりの掛け合い見ることで実感できた。

 歌丸の演目は、「おすわどん」。円楽は、三月に他界した桂米朝師匠が創作した落語「一文笛(いちもんぶえ)」。そしてトリの文珍は、「花見酒」のショートバージョン。こうして演目を書きながら、古典落語そのものがお約束の世界であることを忘れていたと気づいた。一方で、円楽が米朝の「一文笛」をそのままやっていたわけではないことや、文珍の「花見酒」(ことし2回目)も前回とはちょっと話の展開から変わっていたことも思い出す。お約束で同じ効果を引き出し続けるには、一貫性だけでなく変化も不可欠…、などと考えていると、お約束とはブランドみたいなものだなぁとあれこれ考えてしまった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ママのための就活フェア in 静岡』
 http://mamane.eshizuoka.jp/e1462914.html
開催日:2015年6月27日(土) 10:00~16:00
会場:MIRAIE リアン(コミュニティーホール七間町)静岡市葵区七間町12-4
 【入場無料】【ベビーカー入場可】【子連れOK】【服装自由】【入退場自由】





海野 尚史 HISASHI UNNO

アーカイブ