サイのマークが印象的な出版社晶文社の創業者の一人であり、編集者、ウィリアム・モリス研究者としても知られる小野二郎の活動を紹介する「
ある編集者のユートピア」展に出かけてきました。会場の世田谷美術館は、2017年に開催された「
花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼」展以来なので、2年ぶりです。
同展は、「ウィリアム・モリス」「晶文社」「高山建築学校」の3部構成で、各テーマに合わせた講演会も開催。そのうちのひとつ、晶文社の元編集者で取締役を務めた津野海太郎氏による「
陽性の親和力の運動」の回を聞いてきました。
会場には、元同社の編集者だったらしき方をはじめ出版関係者も多く参加していたようで、質疑応答の際には、晶文社と作家とのつきあいや、同社の装丁を手がけているデザイナー・平野甲賀氏との出会いなどに関する質問も出て、興味深い話を聞くことができました。
往年の晶文社の社内事情については、津野海太郎氏の著書『
おかしな時代』(本の雑誌社)にも書かれていますので、興味のある方はそちらをおすすめします。

「イエタテ夏号」東部版・中部版を発行しました。特集は、先輩施主さんに学ぶ「私の家づくり体験記」。
「家を建てる機会は、一生に一回」という方がほとんどだと思います。初めての大きな買い物になる家づくりは、工法、素材、間取り、動線、インテリアなどから、お金の工面、将来の家族構成の予想などなど、決めたり考えたりしなければならないことが山積。
家づくりには「正解」があるわけではありません。だからこそ、プロセスを知ることが大切になります。一つ一つのプロセスを理解しながら進めることで、納得のいく家づくりができるのではないかと思います。
そこで頼りになるのが、先輩施主さんによるアドバイス。実際に家を建てた先輩施主さんたちが体験した、家づくりの「きっかけ」「進め方」「その住宅会社を選んだ理由」「実際に住んでみての感想」 etc…。「イエタテ夏号」では、そんな先輩施主さんたちの家づくり体験談を特集しています。
・家づくりに迷った時は「イエタテ相談カウンター」にお気軽にご相談ください!


「womo6月号」が発行となりました。特集は「レトロな可愛い世界へ〜喫茶店びより」。
喫茶店で思い出すのは、古本屋で漁った本をまっさきに開く場所だったり、映画館を出た後に余韻に浸る場所だったり、時にはジャズやロックを大音量で聞く場所などなど。そして、デートでセンスを問われる場所でもありました。
そんな昭和の雰囲気を思い出させる喫茶店ですが、令和においては、レトロで可愛くインスタ映えするスポットとして人気のようです。
・特集「レトロな可愛い世界へ~喫茶店びより」
https://womo.jp/column/detail/39723
