クリスマス前の3連休の初日、六本木に新しくオープンした劇場「EX THEATER ROPPONGI」で、「細野晴臣×坂本龍一」のライブを聴いてきた。ゲストは、高橋幸宏、小山田圭吾、青葉市子、伊藤ゴロー、ユザーン。
細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏がステージに立ち、YMOが揃ったが、この日の三人は電子楽器を使わず、演奏はアコースティック中心。気心知れた三人の、ユルくて、ユーモアに満ちた掛け合いと演奏が、会場全体を幸せな気分に包んでいた。
大貫妙子&坂本龍一の楽曲『3びきのくま』をカヴァーした青葉市子の歌声が、素晴らしく美しかった。途中で、青葉市子と小山田圭吾、ユザーンの3人で、攻殻機動隊ED曲『外は戦場だよ』を演奏。本編最後には「どてらYMOでもやった曲を」と言って、アコースティクバージョンでYMOの『Rydeen』!
後日知ったのですが、30年前のこの日は、YMO散開ライブの最終日だったのだそうだ。「細野晴臣×坂本龍一@EXシアター」は、年の瀬にふさわしい、素晴らしく、豪華な一夜でした。
今日は、しずおかオンライングループの忘年会。創業20周年の今年は、例年と趣向を変えてパーティー形式で行いました。仕事で開催するイベントと違って、今日は社員一人ひとりが主役。男性陣もオシャレでしたが、素敵に着飾った女子社員はみな華やかで魅力的でした。一年を締めくくるにふさわしい忘年会だったと思います。写真でご紹介できないのが残念!
20周年の区切りということもあって、創業からの事務所の変遷や出版物、創業時を支えてくれたお客さまからのメッセージなども紹介。自分自身もこれまでの道のりを振り返るいい機会となりました。その上で、確実にいえることは、過去のどんな時よりもいまが一番いい、ということ。会場の社員の笑顔を見ながら、この仲間たちと一緒に頑張れるしあわせを、あらためて実感した忘年会でした。
サプライズで20周年を祝うビデオや、メッセージを書いた色紙もいただきました。ビデオの中にこの言葉が。「お楽しみは、これからだ!」。これは、ぼくが最初に立ち上げたブログのタイトル。
いまが一番いいけれど、明日はもっと楽しいことが待っている。そんな気持ちで、社員のみんなと21年目を迎えたいと思います。
みんな、ありがとう。心の中はうれし涙があふれてましたよ。
昨日は、東京でしずおかオンライングループの会社説明会を開催しました。参加してくれたのは、主に首都圏の大学に通う学生さん。中には、12月初旬に行われた合同企業ガイダンスでお会いした学生さんもいましたが、この数週間の間に、顔つきがすっかり就活モードに変わっていたのが印象的。
こちらは(↓)会社パンフレットと一緒に学生さんに配った、しずおかオンライングループ社員からの就活生応援メッセージ「頑張れ!就活生」。社会人として、就活生の先輩として、ホンキのホンネの言葉が綴られていますので、昨日参加できなかった学生さんにもお届けします(ちょっと見にくくてすみません)。
・しずおかオンライングループ採用サイト


この人混みをかき分けながら、師走の気分を味わった。
先日、東銀座のホテルに宿泊した。翌日の午前、隅田川界隈を散歩する。東銀座から歩いて5分ほどで、勝鬨橋(かちどきばし)である。橋の上に立って、隅田川の水景をぼんやりと眺め、それから橋を渡って月島方面へ。帰りは、ふたたび勝鬨橋を今度は銀座に向かって歩く。ちょうど小腹が空いた頃に、築地市場である。本マグロの切り身、カニ、海老、塩鮭、からすみなどの海産物から、乾物、漬け物、お茶などが、狭い通路に並んでいる。すれ違うのもやっとなほどの人混みをかきわけながら、そうか、師走だったな、と気づく。中国人観光客と一緒に「焼きうにほたて」の網焼きを食べ、今度は銀座方面へ。歌舞伎座には「仮名手本忠臣蔵」の幟が立っていた。勝鬨橋の上から眺める夜景もおすすめ。
フリーマガジン住まいラボvol.15(冬・春号)を発行しました!
今号では、「リフォーム&リノベーション」「インテリア&雑貨」、中部版では「お家」と「家具」がコラボした「コラボHOUSE」を特集しています。年末年始、「そろそろウチも建てようか」という話題が、ご家族からいつでても大丈夫なように、フリーマガジン「住まいラボ」を一冊お手元に! 詳しくは「住まいラボ」をご覧ください。
・住まいラボ
http://www.sumailab.net/
・住まいラボのブログ「住まいラボ スタッフ日記」
http://sumailabstaff.eshizuoka.jp/e1205322.html

『womo』1月号が発行となりました。1月号の巻頭では、沼津・三島エリアの「
日帰りグルメ旅行」を特集しています。初詣は三島大社という方には、ぴったりです。誌面に紹介しきれない飲食店情報は「
womoグルメ三島・沼津」で公開しています。
・womoグルメ三島・沼津
http://east.womo.jp/gourmet/
1月号「womo」静岡版では「熱・辛グルメ」を、浜松版では「R152周辺案内」を特集。寒い冬に食べたくなる熱&辛グルメ。今月は体が温まるうえに、美容や健康にうれしいメニューを紹介しています。今年オープンしたおすすめの新店も掲載!

【お知らせ】womoのお茶ができました。
「
香るとりっぷ煎茶」販売中。
働く女性がリラックスできる新感覚のフレーバーティーを小栗農園さんと一緒に作りました!米澤よう子さんのトロピカルパッケージもなかなか可愛い。職場で「ちょっとトリップしたい」そんな気分になったことのある方は、ぜひお試しください。購入はwomoネットで!


昨日は冬至。冬晴れの一日となった昨日は、富士五湖で一番静かな湖にでかけ、焚き火を囲んで過ごした。周囲には雪が残っていたが、風もなく穏やかな木立の下、ゆらゆらと揺れる炎をながめては、時々薪をくべながら過ごす時間がここちいい。
焼き芋を食べながら、最近見た映画や本のことなど(映画「かぐや姫の物語」や「舟を編む」とか、ダンカン・ワッツの「偶然の科学」とか)…も話したが、話題はいつのまにか、いまはまだ捨てきれない煩悩について。他人が悩まされている煩悩の話は、本人以外は無害であるから、安心して楽しめるし、聞いていて飽きない。まぁ、それはお互いさまでもある。
二束の薪が燃え尽きたのを合図に、ささっと撤収。今日の話の続きは、厳冬の湖畔での焚き火に持ち越しである。次回は、お芋に加えて、お汁粉も持って行こう。
北は岩手県から南は沖縄県まで、全国各地で地域ブログポータルを運営している会社が集まって地域ブログサミットを開催。静岡県内からは東部の「
イーラパーク」さん、西部の「
はまぞう」さん、そして中部の地域ブログポータルとして「
eしずおか」が参加してきました。
各サイトともに地域密着というアプローチは同じでも、企画や事業のアイデアは様々。「eしずおか」でも参考になりそうなヒントがいろいろありました。また、お国柄を強く打ち出した個性的なプレゼンテーションもあって、地域ポータルの立ち位置や存在意義などをあらためて確認する機会ともなりました。
FacebookやTwitter、Lineなどのソーシャルツールは、ネットワーク外部性が強く働いて、世界中がひとつのサービスに一極集中する傾向がありますが、そんな中で地域ブログは真逆なのかもしれません。地方にあっても、地域ではなく全国に向けて情報発信するために、地域ブログサイトからアメーバブログなどの全国区のブログサイトに引っ越しするブロガーさんもいますが、逆に、地域のお客さまにお店の情報伝えるために、全国のサイトから「eしずおか」に引っ越してくるブロガーさんもたくさんいます。
地域ブログサミットで「eしずおか」は、静岡県のオープンデータを使って公開した
「富士山ビュースポット特集」と「静岡ロケ地ガイド」を紹介。その同じ日、政府が、国が保有するデータを無償で入手できるポータルサイト「データカタログサイト」を公開するという発表がありました。観光に限らず、「統計情報」「地理空間情報」「防災・減災情報」をはじめとした行政が保有している情報は、地域の暮らしにも密着しています。eしずおかブログでは、どんなデータをどのように発信していけば地域の暮らしに役立つのかを検討しながら、今後もオープンデータの活用に取り組んでいきたいと思います。
・「富士山ビュースポット特集」
http://fujisanview.eshizuoka.jp/
・「静岡ロケ地ガイド」
http://location.eshizuoka.jp/
NPO法人ふじのくに情報ネットワーク(fino)の12月定例会に、「
ふじのくにオープンデータカタログ」を担当している静岡県企画広報部情報統計局の杉本直也さんをお招きして、静岡県のオープンデータの取り組みについてお話していただいた。
・「ふじのくにオープンデータカタログ」(静岡県)
http://open-data.pref.shizuoka.jp/
オープンデータとは、行政や公的機関が蓄積した情報を、誰もが自由に利用できるようにしたデータのこと。二次利用可能な形式でデータを提供し、民活を利用して、新たなサービスや産業の創出が期待されている。それら行政のデータが、利用申請不要で、商業利用も認められていることは、民間にとっても大きな魅力。
なかでも、県や市町村といった地方行政の保有するデータは、地域密着度が高く、それらを利便性の高いサービスで一般利用できるようになれば、生活者にとっても大きなメリットとなるだろう。さらに、民間サービスに公共のデータを重ねあわせることで新たな価値を生み出すこともできる。今年の8月から始まったばかりの静岡県のオープンデータの取り組みから、今後どのような新しいサービスが生まれてくるのか楽しみである。
昨日公開した「
eしずおか」の地域特集「
静岡ロケ地ガイド」も、「ふじのくにオープンデータカタログ」を利用して作成したものです。
・eしずおか「静岡ロケ地ガイド」
http://location.eshizuoka.jp

『今でしょ!』『お・も・て・な・し』『じぇじぇじぇ』『倍返し』。2013年の流行語大賞さえ、すでに懐かしく感じられる。そんな過去ではなく、いまこの瞬間のマイ流行語大賞を選ぶなら、「動き過ぎてはいけない」に1票をいれたい。「動き過ぎてはいけない」は、哲学者で立命館大学准教授・千葉雅也氏のジル・ドゥルーズ論のタイトル。本書を読んでいないし、内容も知りませんが、「動き過ぎてはいけない」というタイトルだけが、すっと腑に落ちました。

今日のお客様、静岡大学理学部物理学科4年生の小川卓也君。小川君のレポート「
静岡県における幸せの総量についての考察」は、わたしがことし最も感銘を受けたプレゼンテーションのひとつである。小川君の
「幸せの総量」理論を学ぶために、卒業研究の合間を縫って来社していただき、直接講義していただいた。
小川君の理論とは、静岡県内に生活する人々の幸せの総量を計数化し、人々の幸せの総量を最も効率的に増加させる方法を考察したもの。一部を抜粋するとこんな内容。
一人ひとりの幸せの総量を
m
※m=3,728,946(平成25年2月1日現在の静岡県人口)
H = Σ hn
n=1
とする。
静岡県内の25~35歳の女性を読者とする「womo」。2013年3月号のwomo特集「ウワサの女子会ガイド」を読んだ読者の半数が女子会を開き、楽しい時間を過ごして、幸せの量が1増えたとすると、幸せの総量H’は
H’ = H + 0.09m
となり、幸せの総量は0,09m増加したことになるのだそうだ。
さらに「仕事量保存の法則」という法則を使って、幸せの総量を効率的に増加させる方法「
幸せの相互作用」が秀逸。幸せの総量を一目盛り分増加させるエネルギーをつかって、2倍の幸せを生み出す企画なのだ。題して「男心をくすぐるバレンタインギフト特集」。この企画で読者の二人に一人がプレゼントしたと仮定すると、幸せの総量H'''は
H''' = H + 0.18m
この場合の効率Eを計算すると
0.18m
E = ———— = 0.18e
W
となる。つまり「ウワサの女子会ガイド」の2倍の効率で幸せの総量が増加している。
わたしが会社説明会で話した「しずおかオンライングループの仕事は、媒体運営を通じて、地域に暮らす人々の幸せづくりを応援することです」という言葉を受けて、「幸せの総量」理論を考えてくれた小川君、ありがとう!「文系の人が多いと思ったので、思い切り理系脳を使ってアピールしてみました」という小川君のアプローチに、すっかり魅せられてしまいました。
自分たちのつくる媒体が、読者やユーザーのみなさんの幸せづくりにどれだけ貢献できているのかを計数化したり、効率的に幸せの量を増加させる企画の考え方など、小川君のプレゼンテーションは、これまで考えたこともない新鮮な発想でした。
小川君の結論は、効率よく幸せの総量を増加させるためには、情報を広く浅く発信するのではなく、ターゲットを絞って、読者やユーザーが、まわりの人と「幸せの相互作用」を生み出すような企画が重要とのこと。
2014年は、「womo」の読者のみなさんと、みなさんのお友達や大切な人、ご家族も一緒に幸せな瞬間を実感できる企画を実施して、静岡県内の幸せの総量をもっともっと増やしたいですね。


今日は、幕張メッセで開催された2015年度就職セミナーに参加。入社2年目の内藤君と管理部坂本君の3名で、主に関東圏の大学に通う学生さんに、
しずおかオンライングループをアピールしてきました。合い言葉は、「
俺たちを越えていく学生をみつけよう!」。「俺たちを」の俺たちには、当然わたしも含まれています。
主催者側スタッフの説明によると、今年は大手企業が採用枠を増やしているせいか、Uターン学生の総数が減少傾向にあるとか。会場の学生数も昨年よりも弱冠少ないような印象を受けました。それでも、11時〜19時の8時間の間に約50名の学生さんに直接お会いして、弊社ブースで説明できたことは大きな成果です。
就職活動は12月にはじまったばかり。今日は学生さんもわたしたちにも、まだ様子見といった雰囲気もありましたが、この先の数ヶ月で2015年の内定者が決まると思うと、気持ちは引き締まります。
8時間立ちっぱなしの長丁場は体力的には楽ではありませんが、学生さんたちとの出会いは、いつもここちいい疲労感を感じることができ、充実した一日となりました。今日の話を聞いてしずおかオンライングループに興味を持っていただいた方は、26日東京開催の会社説明会にぜひお越し下さい。
・2015年しずおかオンライングループ新卒採用情報
http://www.esz.co.jp/recruit/index.html

追手町の事務所から徒歩で約10分、静岡市一番町にあるアウトドアの老舗ロブソンランチさん。アウトドアショップではなく、“アウトドアベース”という宣言がかっこいい。ちなみにロブソンランチとは、カナダのブリティッシュコロンビア州、マウントロブソンの麓にある山小屋(ベースキャンプ地)の名前である。
93年の創刊から8年間発行していた雑誌『
静岡アウトドアガイド』をいつも応援してくれたお客様でもある。店主の海野さんにお願いごとがあり、数年ぶりにお邪魔したのですが、快く引き受けていただいた。ありがたい。
いまでは登山やカヌー用品の販売ではなく、山歩きツアーや絵画教室などでお忙しいとのこと。今日も、山小屋風のお店では、山をモチーフにした版画教室を開催していました。生徒さんが描いている版画は、来年のカレンダーになるのだそうです。生徒さんは海野さんと同世代の70歳前後の方が多いようですが、みなさんとてもお元気!
山をテーマにした版画教室の生徒さんたち。


久しぶりの早朝読書会。朝7時30分から9時の1時間半。参加者は、Webサービスやモバイルアプリケーションの企画、デザインを生業とするOさん、製品企画とブランディングが専門のNさん、それからwomo編集長松村さん、マーケティングの池戸くんとわたしの5名。
テキストは、『
ウェブはグループで進化する』(ポール・アダムス 著、日経BP社)の2回目。この日はファシリテーター役の池戸くんが、そつなく進行してくれたこともあり、スムーズな読書会となった。
本書によれば、技術の進化とともに、ウェブは人を中心とした構造に変化し始めていて、情報過多になるほどに、コミュニケーションの多くは、親しい人との間で行われる。消費を促す情報ソースは、自分の知らない専門家の情報よりも、親しい人々、信頼できる人々のグループを介した情報に影響を受ける傾向が強まっていく。ということは、企業のマーケティング活動では、インフルエンサーを探すよりも、自社のメッセージに興味を持つ人を探す方がメッセージが伝わる確率が高い。そして、情報の拡散においては、個人の性質よりもネットワーク構造が重要になっていく。
弊社におきかえてみれば、それを「グローバルに…」ではなく、狭域の情報流通において、具体的にどう実践するか、どんなネットワーク構造が効力を発揮するのか、そこが考えどころなのだ。
「
自分の信念と反する場合、人は新しいことを避けるようにできている」とか、
脳には「意識と理性」と「無意識と感情」の2種類があり、行動と意思決定の多くは無意識脳によって促されている。但し、無意識脳にはアクセスできない…あたりの記述も興味深い。
読書会の最後にNさんから、「海野さんは重要な経営判断を、どんな情報をもとに決定しているのですか?」と質問を受けた。これは難しい質問ですね。目の前に見えている課題や問題解決については、ネットや書籍を調べたり、その分野に詳しい人に聞いたり、過去の事例などから判断できます。でも、「重要な経営判断」というものは、いま自分にも見えていないもの、しかし中長期的に重要となるもの。
強いて言えば、ということでお答えしたのは「その業界のトップ企業の経営者の、いま考えていることを直接聞くこと。これは判断材料のひとつにしています」とお話しした。本でも、記事でもなく、直接聞くことを大切にしている。最近では、サイバーエージェント代表の藤田 晋さんやDeNAの南場智子さん、楽天の三木谷浩史さんなどのお話を聞く機会がありましたが、三者三様にいろいろな気づきをいただいた。中には、「三木谷さんは…、やはり(自分とは)考え方が違うな」とも。わたし自身は楽天のサービスを一度も利用したことがないのですが、それがなぜかは、トップの話を聞くとよくわかる。三木谷さんよりも、ジェフ・ベゾス…ということも。

初々しいふたりは、東京藝術大学・美術学部デザイン科1年生の小坂君(写真左)と、先端芸術表現科2年生の海野林太郎君(写真右)。しずおかオンライングループの事業コンセプトを表現する映像制作について、先日、東京藝術大学の学食で、おふたりと打合せをしてきました。
小坂君がイラストを、海野林太郎君が映像を、そして同大学音楽学部2年生の伊藤さんがオリジナルミュージックを作曲・演奏してくれることになっている。今日、音源サンプルが届いたのですが、びっくりするほどいい感じ。ちょっとびっくりしました。
今回制作する映像は、12月に解禁となった2015年度の新卒採用の会社説明会で使用するもの。わたしの突然の思いつきで、急遽制作することに決定しました。学生さんに見ていただく映像だから、作り手も学生さんにお願いしたらどうかな…というわたしの無茶振りに、ディレクション担当の遠藤君は戸惑いつつも、なんとかうまく采配してくれています。
小坂君も海野君も、(たぶん)生まれてはじめてフィーをもらって作る作品。わたしたちの制作意図をとても真剣に聞いてくれて、その姿勢がとても清々しい。きっと、スタイルが完成されたプロの作品とはひと味違う、手作り感が伝わってくる暖かい作品になると思います。いまから楽しみ。
2月の会社説明会ではお披露目の予定です。しずおかオンライングループの新卒採用にエントリーしていただければ、当日ご覧いただけますので、どうぞお楽しみに。
・2015年しずおかオンライングループ新卒採用情報
http://www.esz.co.jp/recruit/index.html
土曜日に、「第4回しずおかコピー大賞」の表彰式がありました。先日、「広告批評」の創刊編集長で「CM天気図」などのコラムを書いていた天野祐吉氏が亡くなり、広告が巷で話題になることがますます減ってしまったと感じていましたが、「第4回しずおかコピー大賞」の会場は、地元企業の魅力を表現する広告コピーの話題で熱気に包まれていました。
今回の応募人数は510名、応募作品数は2928作品。こんなに多くの人が広告コピーを考えて、しかも応募までしてくれたとは…、本当にすごいことだと思います。その中から、大賞および協賛社賞が発表されたので紹介します。
【大賞】課題3:はたらく自分が好きになるコピー
「お困りですか?」私服の私が言えないことを
制服の私は簡単に言う。
受賞者は、後藤 梨沙さん。専門学校浜松デザインカレッジの学生さん。コンビニでアルバイトをしている時に、このコピーが浮かんだそうです。実体験という裏付けのある言葉は、説得力があり、共感をよぶ力がありますね。
今回は、しずおかオンライングループから「
eしずおかブログ」と「
womo」が協賛させていただきました。ということで、こちらの受賞作品も紹介します。
●eしずおかブログ賞 課題4:今日も「ブ活(ブログ活用)」をしたくなるコピー
「ソースはブログだけど。うまいね、このパスタ。」
検索でたまたま見つけたブログの記事を参考にすることってありますよね。どこの誰かは知らないけれど、それほど期待もしていなかったけれど、それが意外と頼りになる内容だったりすることも。そんなブログの距離感がよく表現されています。「ブログだけど。」の句点も効いている。さらに、ブログとパスタに「ソース」をかけているところもユーモアが感じられて◎でした。
受賞者の菊本 聡子さん(静岡大学)(写真左)とeしずおかブログの八木編集長。
●womo賞 課題5:新しい「好き!」と出会いたくなるコピー
「たいくつな日を、たいせつな日に。」
フリーマガジンとウェブサイトで、静岡の「グルメ」や「ビューティー」「ヘアサロン」「スクール」などの情報を発信している「womo」。「womo」を通じて、新しい発見や出会いを見つけていただくことで、たいくつと思っていた日常が、特別な日になってくれたら、媒体運営者として、それほどうれしいことはありません。そんな願いをきれいに表現してくれていると思います。“たいくつ”と“たいせつ”の一文字を入れ変えただけで、マイナスからプラスに大きく反転するところがおもしろい。ゴロも◎。
受賞者の松崎 誠さん(写真左)と「womo」副編集長の望月麻希さん。

ファイナリストに残った弊社の内藤君と東さんも、おめでとう。受賞は逃しましたが、いい作品でした。見直しました!本当です。
年々盛り上がりを見せる「しずおかコピー大賞」。その成功の影には、企画から協賛社集め、学校回り、会場や凄腕料理人の手配までこなす実行委員長・片桐義晴さんの存在があってこそ。片桐義晴さん、今年も素晴らしい「しずおかコピー大賞」でした。お疲れ様でした。

片桐義晴さんの「しずおかコピー大賞」への熱い想いは、インタビューノートで公開中!
【日刊いーしず】インタビューノート:コピーライター 片桐義晴氏
→
http://interview.eshizuoka.jp/e942803.html


東山旧岸邸の14人席もある大きなダイニングテーブル。岸信介が一人で食事するときに好んで座ったという椅子にわたしも座わり、庭を眺めてみた。二週間ほど前に紅葉の盛りは過ぎたということだが、それでもみごとな庭である。押込戸を使って庭側は開放されている。設計は、近代数寄屋建築の祖とされる建築家・吉田五十八。岸信介は、第56・57代内閣総理大臣、安倍晋三首相の母方の祖父である。展示室の、何人もの首相を輩出している家系図を眺め、安倍首相が政界のサラブレッドと言われる所以に、おおいに納得したのだ。同時に、ある一族からこんなに首相がうまれることに“これでいいのか…”とも。
週末は、SOLアイアーキテクトの社員旅行に参加。御殿場のとらや工房でお茶とお汁粉をいただき、同敷地内の東山旧邸を見学。それから宿泊先である御殿場時之栖に移動し、陶芸を体験した。来春入社する望月さんと石川さん、エンジニアの高山君の三名はご飯茶碗を、社長の山本さんとwebディレクターの有馬さんは湯呑みを、藤原さんはビール用のタンブラー、エンジニアの遠山さんは一輪挿し、新人の菅原君はペン立てを、デザイナーの藤本君は魚用の長皿、中村さんはスプーン変じてお香スタンドを、そしてわたしは小鉢を作ったのだ。焼き上がり、届けられるのは3ヶ月ほど先とのこと。忘れた頃にやってくる各々の作品の仕上がりが、とても楽しみである。
夜は、iPhoneアプリの人狼ゲームで盛り上がった。初体験のわたしはルールを知らず、初回からいつにも増して無口になったのだが、これでは勝てない。人狼ゲームは、的確で、適度な口数と、クールさがものをいうゲーム(のよう)であった。または、菅原君のように、全方位的に常に荒れ球を投げ続けるスタイルもありか。勝利者は、最年少の石川さん。
SOLアイアーキテクトの社員旅行は初参加でしたが、とても楽しい週末となった。新人・菅原君の人格も大いに可視化され、SOLアイアーキテクトというチームにとけ込む、いいきっかけになったと思う。企画してくれた藤本君、有馬さん、お疲れ様でした。菅原君にとっては、長い二日間だったことでしょう。二日目の朝は心配しましたよ。月曜日は、普通に出社するように(笑)。今回参加できなかった近藤君も、次回は一緒に行きましょう。
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・SOLアイアーキテクトでは、新しい仲間を募集しています。採用情報はこちら。
http://www.esz.co.jp/recruit/guideline/ia/regular.html
・しずおかオンライングループの採用情報

