静岡シネ・ギャラリーにて。
おおよそ一月ぶりに映画館へ。音楽映画というカテゴリーがあるのかどうか知りませんが、
実在した歌手や作曲家、演奏家などをとりあげた映画は好きでよく見ている。

映画『キャデラック・レコード』は、シカゴに実在した
ブルース、R&B系のレコード・レーベル「チェス・レコード」の
創業から身売り、そして創業者の死までを描いている。

「チェス・レコード」が舞台ということで、映画の中には
マディ・ウォーターズ、リトル・ウォルター、ハウリン・ウルフ、
チャック・ベリー、エタ・ジェイムズなど、
「チェス・レコード」に所属していた沢山のミュージシャンが登場していて、
彼らの人物像の描き方や音楽の再現を楽しめると同時に、
50年代から60年代の米国において音楽がどのように人種問題や社会と
関わりをもっていったかも伝わってくる。

中でも、思慮深そうでいて金にはだらしのないマディ・ウォーターズ、
狂気さを漂わせながら徹底してリアリストのハウリング・ウルフ、
そしてビヨンセが演じた美しくて、感動的な歌を聞かせる
エタ・ジェイムスがいい。



浜松市で開催された「外国人留学生の就職支援へセミナー」
(主催:静岡県・(社)静岡県国際経済振興会)を、
見学させていただきました。

同セミナーでは、静岡県内で学ぶ外国人留学生の県内企業への就職支援を目的に
外国人留学生と県内企業の人事担当者との面談が行なわれるということで、
一口に留学生といってもどのような国からの、どんなタイプの学生が多いのか、
留学生を採用している企業はどのような会社が多いのか、
実際に自分の目で見てみようと思ったわけです。

県によると、昨年度実績で、県内大学に在籍する外国人留学生は約1489人。
このうち約70人が県内企業に就職しているそうです。

しずおかオンラインでは、留学生の採用実績はありませんが、
最近中国や韓国、べトナムからの留学生と話をする機会があり、
彼らのうちの何割かの学生がもっている、
素直な上昇志向、視野の広さ、将来に対する希望のもち方、
そしてハングリーな心のありようには、
惹かれるものがあります。

「彼や彼女と一緒に仕事をしてみたら、
何か楽しいことが起きるかもしれない」
とこちらに想像させるに十分で、
今日のセミナーに参加していた学生さんからも
そのような印象を受けました。

同セミナーでは、実際に県内で就職した中国からの元留学生、
楊穎さんの就職活動体験談もありました。
その中で、日本で働くうえで大切なこととして
楊穎さんがあげたいくつかのポイントがあったのですが、
最期に彼女が後輩たちに声を大にして語った、
「日本の職場では“ガマンと根性”が必要」
という言葉が印象的でした。

いつかしずおかオンラインでも外国からの留学生も
仲間に迎え入れてみたいですね。



川上未映子さんの話題の本『ヘブン』は読んでいませんが、
『おめかしの引力』は毎回楽しみにしている。
『おめかしの引力』は、毎週木曜日朝日新聞夕刊に
川上未映子さんが連載しているコラムだ。

タイトルの通り季節折々に、ファッションやインテリア、
美容などに向けられる彼女の関心事が、
わずか950文字ほどに凝縮されて、楽しく紹介されている。

といっても、ブランドやモノをとりあげるというよりは、
自分の心がなぜ、いま、それらに惹かれるのか、
カタチとしての自分のカラダは、それらを受けとめられているか、
ファッションを通じての自分のココロとカラダのキャッチボールが描かれている。

彼女の自分の心とカラダを突き放してみる視線と、
それをわずか950文字の中で何度も場面を展開させ、
リズム感のある文体で新種のジェットコースターのように
読ませるスピード感が心地いい。
その中に新しい文体を垣間みれるというといいすぎだろうか。

新聞についてはニュースばかりが存在価値のように語られる傾向が強いが、
わたしのように、家庭欄や科学面、コラムなどを
楽しみにしている読者も多いのではないでしょうか。



今月しずおかオンラインが設立した新会社〈SOLアイアーキテクト株式会社〉について、静岡の企業・ビジネス情報を発信している専門誌『静岡ビジネスレポート』(静岡ビジネス社)さんの取材を受けました。

SOLアイアーキテクト社は〈しずおかオンライン〉のグループ企業として、“地域情報を、インターネット(PC、モバイル)を活用して、双方向に、楽しく、革新的に、流通させる”情報設計と構築を行なう会社です。

ホームページ制作など手がける会社はすでに数多くありますが、SOLアイアーキテクト社は単にホームページを作ることを目的とするのではなく、企業や店舗様が自社の情報を伝えたいお客さまや取引先さまと、最適なコミュニケーションができるようなプラットフォームを設計し、それを実現できるホームページやモバイル、ブログなどを構築することを目的としている、などお話ししました。

11月または12月の『静岡ビジネスレポート』さんで紹介されるようですので、機会がありましたらぜひ読んでみてください。

ちなみに、しずおかオンラインのウェブメディア「もしもしグルメ」「womoプレミアムヘアサロン」も、SOLアイアーキテクト社の手がけたサイトです。





今回のニューヨーク観光の楽しみの一つがニューヨークの書店めぐり、
そしてもう一つに建築見学がありました。
その中の一つ、フランク・ロイド・ライトが設計したグッゲンハイム美術館。

滑らかなベージュ色のスロープに沿って展示スペースが配置されていて、
スロープをゆっくりと上がりながら鑑賞していく。
(または最上階にエレベータで上がってから下りながら)


直径33メートルのトップライトから
柔らかな自然光が、
ベージュ色の館内に
降り注いでいる。










こちらは1911年に建てられた、
ボザール様式のニューヨーク公立図書館。
白い大理石でできた正面入り口は、改修工事が行なわれていた。


3階のメイン・リーディング・ルームは
フットボールスタジアムが入るほどの広さ。
大きな窓から自然光から入って思いのほか明るい。

映画でもよく登場するグランド・セントラル駅。
時が止まったようなメイン・コンコースの巨大な空間と、
その中を無秩序に行き交う人々の動きが対象的でおもしろい。



1966年にマルセル・ブロイヤーという
バウハウスの建築家が設計したホイットニー美術館。
逆さのピラミッドのように上に行くほど出っ張っている。
20世紀のアメリカ美術を中心にコレクションしている
美術館ですが、この建築自体もアートになっている。



建築ではありませんが、シェラトン・ニューヨークの向かいにある
ビジター・インフォメーション・センター。
アップル・ストアのような白一色に統一されたシンプルで洗練された空間に、
ニューヨークの観光案内パンフレットが用意されている。

中央に設置されたタッチスクリーン式のビジターネットは、
観光情報の検索だけでなく、チケットが購入できたり
情報を自分のメールに送信できるなどとても便利。



国連本部ビルの日本語ガイドツアーを楽しみにしていましたが、
今回は残念ながら行くことができませんでした。


ガイドブックに紹介されていたので
新しいニューヨーク・タイムズ本社ビルにも行ってみましたが、
外観はとくに目を惹くものではありませんでした。
中には入れなかったので実際のところはわかりませんが。



曇り時々雨。
高級ブランド店が並ぶ5番街あたりからタイムズスクエア、
ブロードウェイなど、マンハッタンでも最も賑やかなエリアが
集まっているミッドタウン。
このエリアの書店は、ジャンルを絞った棚づくりをしているお店が多い。

リッゾーリ・ブックストアは、5番街と6番街の間、
57th ST沿いにあるイタリア系の書店(写真下、外観と内観)。
店内には3つのフロアがあって、インテリア・デザイン・建築・
ファッションなどのアート系の書籍が充実している。



マジソンアアベニュー沿いにあるアーバン・センター・ブックスは、
10坪ほどのこじんまりとしたお店ですが、
天井までの高さのある棚は、ほぼ建築系の書籍で埋め尽くされている。
日本の建築関係の本も揃っていました。


ブロードウェイ近くのドラマブックショップ。
このお店は、演劇や音楽関係、シナリオなど、
ブロードウェイ関係の書籍が充実している。


ドラマブックショップと同じ並びにあるミッドタウン・コミックス。
店内の一角には、日本の漫画コーナーももちろんあります。
フィギュアも充実していて、かなりのスペースを割いている(写真一番下)。






曇り。
昼にアッパーイーストサイドのグッゲンハイム美術館に行き、
その後、近くの書店を回る。

アッパーイーストサイドには、
「コーナー・ブックストア」や「キッチン・アーツ&レターズ」、
「クロフォード・ドイル・ブックセラーズ」、
「レノックスヒル・ブックストア」など、
大きくはないが、いかにもニューヨーカーの行きつけの書店
といった雰囲気の小粋なお店が多い。

「コーナー・ブックストア」(写真上)の店内は30坪ほど。
こんなに小さなお店でどのように経営しているのか
不思議に思えるほどこじんまりとしている。


メトロポリタン美術館近くにある「クロフォード・ドイル・ブックセラーズ」
(写真中)は、新刊書だけでなくビンテージ本などの古書も扱っている。
入り口や店内の凝ったディスプレイが目を惹く。
オーナーとおもわれる高齢の夫婦と若いスタッフがテキパキと接客する姿が、
いかにも「店内の本のことならなんでも聞いてください」と語っているよう。

実は、今回一番いきたかった「レノックスヒル・ブックストア」
の住所を訪ねてみたところ、お店は移転したのか、
廃業してしまったのか、空き店舗(写真下)になっていた。

「レノックスヒル・ブックストア」は、“ニューヨークで最も愛された書店”
とよばれた「ブックス&カンパニー」の女性経営者ジャネット・ワトソン氏が、
同店を閉店した後にオーナーになった店。
ジャネット・ワトソン氏の著書『BOOKSTORE』(リン ティルマン 著、晶文社)を
読んで以来、一度は彼女の作る棚を見てみたかったのだ。




晴。最高気温19度。
午前中は、マジソンアベニュー沿いにあるバーンズ&ノーブルの
ミッドタウン店(写真上)、午後はタイムワーナーセンター2階にある
ボーダーズ・ブックス&ミュージックのコロンバスサークル店(写真下)へ。

米国では日本よりも早くから出版業界のコングロマリット化が進んでいて、
書店業界も超大型チェーン店と独立系書店に二極化している。

今日出かけたバーンズ&ノーブルとボーダーズ・ブックス&ミュージック
の2社は、超大型書店チェーンの代表的な2社。

中でもバーンズ&ノーブルは米国内に800店舗以上も
展開している世界最大の書店で、
ニューヨークで1873年に創業されている。

店内には、30%から50%、中には70%も値引きしている
バーゲン本コーナーや、リーディングなどを行なうイベントスペースが
あったり、スターバックスやディーン&デルーカなどの
カフェコーナーなどが併設されている。



ボーダーズ・ブックス&ミュージックのコロンバスサークル店(写真上)と
同店の入っているタイムワーナーセンター(写真下中央)


日本のような再販制度のない米国では、仕入れた本の値付けは
書店が行なうので、このような値引き販売が可能なのだ。

書店が版元(出版社)から直接仕入れる場合、
仕入れ値は販売希望価格の60%から50%、つまり
粗利益は50%〜40%あたりが相場らしいので、
日本の書店の粗利益率25%〜20%というのは
経営的にはかなり厳しいビジネスであることには違いない。

カフェコーナーで読書したり、ノートパソコンでネット
(店内はフリーWi−Fi)をしながら勉強していたり、
コーヒーを片手に店内で本を立ち読みしたり、
中には床に座りこんで、じっくり読書している姿もあちこちで見かける。

また、雑誌と書籍の流通ルートが違う米国の一般的な書店では
雑誌は販売していないが、大手チェーンでは雑誌も扱っている。
そのほか、CD・DVDや文具コーナーもどこでも見かける。

このような大手チェーンやアマゾンなどのネット書店と競合する
地域の独立系書店の経営の厳しさは日本以上ではないかと想像する。

わたしが出かけたバーンズ&ノーブルのミッドタウン店は、
地下1回と地上2階の3フロアでしたが、
ユニオン・スクエア店の方が大きいようだ。

ボーダーズの帰り道、ロックフェラーセンターのスケートリンク。


このところ美術館や劇場など、人ごみにいることが多かったせいか
のどが少し痛む。インフルエンザでないことを祈りつつ、
ホテルの炊飯器を借りて白いご飯を炊き、みそ汁を飲んで寝る。




快晴、最高気温14度。10時にホテルを出て、
マジソンアベニューからバスに乗り、メトロポリタン美術館へ向かう。

上の写真は6thアベニューの写真。
下の2枚は、6thアベニューの角をほんの少し曲がった
ホテルの前の46tnストリートの写真。
マンハッタンを南北に走るアベニューと、東西に横切るストリート。
雰囲気がまったく違うことがおわかりいただけるのでは。



メトロポリタン美術館のあるアッパー・イーストタウンは、
セントラルパークの東側に位置していて、近くには
グッゲンハイム美術館、ホイットニー美術館、
ニューヨーク市博物館などが点在している。


ご存知の通りメトロポリタン美術館には膨大な数の展示物がありますが
それをすべて見るなんてことは考えない方がいい。
たまたま受付の日本人スタッフに、フェルメールの特別展示
(オランダからも数点来ているらしい)を行なっていることを教えていただき、
フェルメールの「水差しをもつ若い女」「リュートを弾く女」
「若い女の肖像」などを見る。

フェルメール以外には特に目的もなく館内を散策(笑)していたところ、
見覚えのある写真が目に入ってくる。
幸運なことに、写真家ロバート・フランクの写真展
「Americans展」を開催していた。

こちらは、フェルメールよりも、というか、
館内のどの展示コーナーよりも賑わっている。
ロバート・フランクはアメリカ人にとっては、国民的写真家
(そんな言葉があるのか知らないが)なのだろうか。

ロバート・フランクはスイス人(外国人)であったからこそ、
アメリカ人のアメリカ的な振る舞いを、
あれほどまでに象徴的に切り取ることができたのか。

写真集「Americans」のほとんどは、
1954年から56年の3年間に撮られている。
映画『アメリカン・グラフティ』に描かれた頃よりもさらに
前のアメリカの姿だ。

巨大なクルマが並ぶ人影のない駐車場や、
クルマの中からみた、
(おかしな言い方ですが)風景になじんでいない
人工的な風景“郊外”の写真などがいい。
“郊外”というものも、このころから生まれたのかと想像する。


で、こちらがリチャード・アベドンが撮影したロバートフランク本人。

実は上の3枚は、昨日MoMAで撮影したもの。
ストロボを焚かなければ写真撮影は問題ないようでした。

アメリカで始めて見たアマゾンのナマ・キンドル
美術館のベンチで、なにやらメトロポリタン美術館に
関する書籍を見ているようでした。
キンドルユーザーの平均層は50−60代という統計が発表されていたが
この女性も60代から70代にさしかかるあたりか。




メトロポリタン美術館をでて、ミッドタウン方面へ。
右手がセントラルパーク、左手が5Thアベニュー。

夜、武田徹の「オンライン日記」で、加藤和彦の自殺を知る。




一夜明けて今日は快晴。月曜の朝とあって、ミッドタウンも落ち着いている。

6番街をMoMAに向かって歩いていると手前から、
経済誌『ビジネスウィーク』の現発行元(今月13日に米ブルームバーグ社
が『ビジネスウィーク』を買収すると発表したばかり)で
雑誌や出版を手がけているマグロウヒル社のビル、
その隣に、タイムズ・20世紀フォックス・FOXテレビなど大手新聞、
テレビ、映画会社などを傘下におさめるニューズ・コーポレーションのビル(写真下左)、
そして雑誌「タイム」や映画会社「ワーナー・ブラザーズ」、
ニュース専門チャンネル「CNN」、インターネット接続サービス「AOL」
などを擁するタイム・ワーナービル(写真下右)が並んでいる。


世界を代表するメディア企業がお隣さん同士というのも不思議だけど、
本人たちにとってはニューヨークがそのまま世界の中心といった感覚なのだろうか。

「CITYPASS」が利用できるフェリー「サークルライン」の
Harbor Lights Cruiseに、夕方から乗船。

出航を待つ間に、ゆっくりと夕陽に染まっていく桟橋前のビル。

海上から見るローワーマンハッタンのビル群。
蛍光灯の白い光やネオンはほとんど見えない。

真ん中がブルックリン橋。左手がブルックリン、右手がマンハッタン島

10時過ぎにホテルに戻る。
エレベーターで一緒になった関西から
来ているらしいOLさん2人組の会話。
A「さっき何してたん?」
B「ネット」
A「ブログ書いてる?」
B「書いてる、書いてる。毎日書いてるわ」
という会話に背中を押されて、今日も更新。




朝から雨。天気予報によれば、今日のニューヨークの最高気温は6度。
一瞬耳を疑ってしまったが、ホテルから一歩外に出てみて
それが間違いでないことを肌で感じる。
静岡では2月でもこれほど寒くはないのでは。
道行く人みな、コートやダウンを身にまとって完全防備。
ニューヨークでは寒波のために凍死する人がでると聞いてはいたが、
いまは信じられる。

ヤンキースのチケットは完売で手に入らなかったが
この寒さでは買えなくてよかったと、
素直にそう思えるほどの寒さだ。
(本当は今でも行きたいのだが)

市内のバス路線図をもらいにインフォメーションセンターに寄ったところ
入り口の一角で愛犬家の集会が行なわれていて、
わが子(愛犬)自慢に花が咲いている。

写真左側の女性の帽子に注目していただきたい。
背景の額装と妙にマッチしているのだが、
この雨の中、自宅からこの帽子をかぶってきたのだろうか…

日曜日ということで、人ごみを避けて
M10の市バスに乗ってアッパー・ウエストサイドへ。
ジョン・レノンとオノ・ヨーコがある時期に暮らしていた
ダコタアパートの手前で下車し、
アメリカ自然史博物館まで歩いて、
小雨の降る中、セントラルパークを散策する。


湖畔で対岸に見える緑と背後にそびえるビル群の写真を撮っていると
すぐわきの東屋に黒いタキシードと白いドレスを着たカップル、
正装した男女が数人やってきて、
そのうちの一人(神父)がいきなり聖書を読み始めた。

突然始まった結婚式は15分ほどで無事終了したと見え、
持参した箱からシャンパンとグラスを取り出して
カンパイした後、公園脇に待たせていた
黒塗りのリムジンに乗って帰っていった。


ニューヨークの公園には、これでもかというほどのベンチが置かれている。
以前、「静岡に欲しいものは?」という市民アンケートで、
「ベンチ」という回答があったことを思い出す。


リチャード・ギアとウィノナ・ライダーがでていた映画
『オータム・イン・ニューヨーク』は、
たしか10月から12月の3ヶ月の話だった。
ということは映画の中にでてくるセントラル・パークの見事な紅葉は
ちょうど今頃ということか。
リチャード・ギアがボートを漕いでいたのは、
あの橋のたもとあたりだったような…




パリ、ベルリン、ニューヨーク。
ガイドブックではどの街についても地下鉄の便利さを書いていますが、
わたしはどこでもバス派。
外の景色が楽しめるバスこそ旅行者にオススメです。
旅行先では打合せがあるわけでもないので、
多少渋滞するくらいが、景色と地図を重ねあわせるには
ちょうどいい。

さっそくメトロカードを購入し、42丁目からM6のバスに乗って、
ブロードウェイをロウアーマンハッタンへ。
途中、マジソン・スクェア・パークでフリーマーケットを見かけて下車。
立ち並ぶ露店の一角で、身なりのいい初老の紳士に声をかけられる。

英語がわからないわたしに向かって、
「ニューヨークタイムズを購読しないか。
 毎日自宅に届けるよ」
といっている、つまり新聞の勧誘である。
ニューヨーク・タイムズも部数と広告収益減で経営が厳しいとは聴いていたが、
まさか自分が勧誘されるとは…。

「旅行者なので定期購読は必要ないけど、
『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』があれば一冊買いたい」
とつたえると、
「ここでは売ってないが、ニューススタンドに行けば買えるよ」
と教えられる。
公園の一角では、ビートルズのコピーバンドが演奏していて、
随分と人が集まっている。

フリーマーケットをざっとみてから、
ふたたびバスに乗ってバッテリ・パークへ。


ニューヨークがインディアンの砦から植民地になり、
移民の玄関口に、そして世界の金融センターに変化していった様子が、
バッテリ・パーク周辺、ロウアーマンハッタンの
狭いエリアを散策するだけでよくわかる。

ウォール街と世界貿易センタービルが
これほど近かったということも、
自分の足で歩いてみて実感。

写真は、夕暮れの世界貿易センタービル跡地。




今日から休暇を取ってニューヨークへ。

ジョン・F・ケネディ空港のインフォメーションカウンターで
ミッドタウン行きのシャトルバスを予約していると、
後ろに並んでいた女性(日本人)から
「わたしもすぐ近くのホテルなので、ご一緒していいですか」
と声をかけられる。

彼女はニューヨークのクラブ「B.B. King Blues Club」に、
今日と明日出演するアル・グリーンのライブを見にきたのだそう。

ホテルにチェック・インしている時に言葉を交わした
これも日本人の女性は、観光でも、ショーを見にきたのでもなく
「気分転換しにニューヨークへきた」という。

さて、今回初めてのニューヨーク。
いくつかの書店めぐり以外は
おのぼりさん気分満喫の予定です。

※写真は、46丁目と7thアベニューの交差点から見上げたタイムズスクエア。
お約束のスポットですね。



『静岡でブログる人々』を更新しました。
第8回目の『静岡でブログる人々』でご紹介するのは、ふたりの素敵な女性スタッフが日々更新している人気ブログ「alcali★LIFE」さん。昨日も1936アクセス、ランキング3位と、相変わらずの人気のようです。










さっそく、同ブログを運営するブティック「alcali」さんにおじゃまして、店長の大村麻実さんとスタッフの柳野陽美さんに、ブログ運営にまつわるお話を伺いしました。

ブログ「alcali★LIFE」をスタートしたのがいまから約1年前の9月。数ヶ月でランキング入りして、秋にはお客さまがブログで紹介した洋服やブーツなどを目当てに来店したり、通販での購入が増えるなど、とても上手にブログを活用しているようです。

アクセスを上げるための工夫なども、『静岡でブログる人々』で記事にしていますのでどうぞご覧ください。

第8回『静岡でブログる人々』「alcali★LIFE」さん
http://blogs.eshizuoka.jp/e447700.html



先日日経新聞に、ジュンク堂が文教堂GHDの筆頭株主になった記事が取り上げられていましたが、小田光雄氏が論創社のホームページで連載しているコラム「出版状況クロニクル」を更新して、その背景を詳しく書いています。大手書店による出版市場の占有率はますます高まっていますが、かといって経営状況が改善しているわけではないようです。

「出版状況クロニクル」
http://www.ronso.co.jp/netcontents/chronicle/chronicle.html


タグ :出版書店


「もしもしネットグルメ」に新店舗を21件追加、95軒になりました。

今月の特集は、静岡市で一番の繁華街「両替町エリア」。
気軽に飲める居酒屋から中華ダイニング、沖縄料理、湘南料理、寿司屋まで
さまざまなタイプのお店が集まっているのが両替町の魅力ですね。
食欲の秋こそ、両替町の季節かも…(笑)

〈eしずおかもしもしネット〉では、掲載している飲食店に出かけたら
ご自分のブログで紹介して、飲食店のページに「口コミブログ」としてリンクを張って
いただくことができますのでどうぞご活用ください。

「もしもしネットグルメ」
→ http://gourmet.moshi2.net/


静岡のプレミアムな美容院・美容室・ヘアサロンを
見つける・予約するWEB&携帯サイトが、
本日オープンとなりました。

womoプレミアムヘアサロン
http://hairsalon.womobeauty.jp/shizuoka/

本サイトでは、今月のおすすめヘアサロンや、womoおためし隊による
ヘアサロン体験レポート、注目のヘアスタイルなど、情報満載です。

7サロンからのスタートですが、これから静岡のヘアサロン情報を充実し、
詳しく発信していく予定ですので、どうぞご期待ください。

WEBからのサロンの予約(近日中にケータイ予約にも対応します)できますので、
ぜひご利用ください。

≪womoプレミアムヘアサロン≫も、しずおかオンラインのグループ会社
SOLアイアーキテクト社の技術により構築、運営されています。
http://hairsalon.womobeauty.jp/shizuoka/




先日、本ブログでもご報告しましたとおり、かねてより準備を進めてきました新会社SOLアイアーキテクト株式会社が、10月1日をもちまして設立の運びとなりました。

SOLアイアーキテクト株式会社は〈しずおかオンライン〉のグループ企業として、地域の生活者と企業をつなぐ最適なメディアの選択、情報流通を実現するためのソリューション構築を支援するリージョナルメディア・ソリューション企業です。

Web・モバイルコンテンツの開発、既存の紙媒体とweb・モバイルのクロスメディアによる企業情報、地域情報の発信支援を通じて、地域のみなさまと地元企業様とのコミュニケーションをサポートし、〈しずおかオンライン〉とともに、企業理念である「地域の情報を、求める人に、求められる形で提供する」ことを目指します。

代表取締役社長に山本和男が就任し、山本を中心にスタッフ一同で、地域のみなさまに喜んでいただける会社づくりに精励いたしますので、新会社SOLアイアーキテクト株式会社へのご支援のほどよろしくお願いいたします。

SOLアイアーキテクト株式会社
代表取締役会長 海野尚史


社名のSOLアイアーキテクトとは、“地域の情報を、インターネットで、双方向に、楽しく、革新的に、流通させる”情報設計会社を意味しています。



  社 名:SOLアイアーキテクト株式会社
  代 表:代表取締役社長 山本和男
  設 立:2009年10月1日
  所在地:静岡県静岡市葵区追手町3−11 静岡信用日生ビル3F



海野 尚史 HISASHI UNNO

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