地域ブロガーさんはパーソナル・メディア「地域ブログサミット」が開催された幕張出張のお供に、この夏(一部で)話題になった「フラット革命」(著:佐々木俊尚、講談社)を持参。

インターネット世界の水面下でおきている変化(マスメディアと個人の立ち位置の相対化、公共性の喪失?、コミュニケーションや人間関係の変化など…)について取材をもとに書かれた、ノンフィクションとしても楽しめる一冊でした。……▼インターネットの利便性や可能性を素直に信じつつ(信じるしかない、という表現が近い?)、
自分自身も感じるココロのどこかにつきまとう漠然とした不安…。

これらの不安の有無や大きさについては、ネットと出合った年齢によって、つまり世代によっても大きく違うのかもしれません。ものごころついた時には、すでにネットが存在していたという世代にも、そんな“漠然とした不安”はあるのかな。どうなんでしょう?

気になったのは、「メディア」と「個人ブログ」の関係においては一貫して二項対立的な視点で書かれている点。私自身は、従来メディアとブログを含むCGMは、今後限りなく融合していくのではないかと考えています。

地域ブログサイトを運営し、実名でブログを書いている身としては、「eしずおかブログ」で情報発信する地域のブロガーさん一人一人が書き続けることでパーソナル・メディアとして認められ、

ブログを読む地元の方の身近で有益な情報源になることが、静岡の街をさらに元気な街にすることにつながるのでないかと期待しています。

…おっと、毎日ブログ更新しなくちゃ!(汗)

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