ユーザーの審判を仰ぎながら、次に進め!

先日ツイッターのタイムラインに、こんなつぶやきが流れてきました。なんとも勇ましい…、でも、その気持ちはわからないでもありません。

DeNAの現場に復帰した南場智子さんとintuitのスコット・クックさんという方の話を聞く機会がありました。ふたりとも、ユーザーの貢献をもとに成長するサービスであることと、意思決定については実験をもとに結論を出すことの重要性を説いていました。そして、「ユーザーの審判を仰ぎながら、次に進め!」とも。

とくに、ウェブメディアにおいては、ユーザーの参加があって、はじめてコミュニティが生まれます。ユーザーの参加が、他のユーザーの利益につながり、結果としてコミュニティを形成していく。静的なコンテンツの充実や機能改善は前提条件として、ユーザー参加を推進力とした好循環を作ることに成功するかどうかが、一番の差別化になる。

わたしたちがすべきことは、どんなコンテンツや機能を選択するのかはユーザーの審判に委ね、どんな結果も素直に受け入れ、粛々と次の実験に進むこと。それは、とても難しいのですが。

南場さんとスコットさんの話を聞き、先日のツイッターのつぶやきが、(ご本人の主旨と同じかわかりませんが)わたしも確信に変わりました。

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海野 尚史 HISASHI UNNO

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