アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)の取締役で、自身も
ブロガーである徳力基彦氏の話を聞いてきました……▼ブログは情報発信ツールの一つ。書く目的も内容も信頼度も様々ですし、誰でも自由に使えるがゆえに玉石混淆といわれることもしばしばですが、それこそがブログらしいといえるかもしれません。
そんなブログをマーケティングやPRメディアとして使ってみようという会社のひとつに、アジャイルメディア・ネットワークがあります。
ブログを活用した“クチコミ”の重要性については、いろいろなところで語られていますが、いざ本気で考えようとしたときに、その具体的な方法については確固たる手法が確立されているわけではなく、手探りの段階。
最近ではわたしも、何か買おうした際、広告やカタログ、企業のホームページなどで調べはしますが、買うか買わないかの段階までいくと、ネットですでに購入した方のブログを読んだり、アマゾンのレコメンドを見たりして、高い評価のコメントが書かれていると、背中を押されて、ついクリックしてしまう(笑)という場面が増えています。
アジャイルメディア・ネットワークでは、
パートナーと呼ぶアルファブロガーをネットワークして、各ブログへの広告配信やブロガーイベントが事業の主な柱になっているようです。
ブロガーさんに記事の掲載を依頼し、書いた人に報酬を支払うことで、ネット上の露出を高める“ペイ・パー・ポスト”という手法もありますが、アジャイルメディア・ネットワークとしては、“ペイ・パー・ポスト”は(収益性はいいけれど)やらないスタンス。
徳力氏の話では、ブログ・マーケティングで先行している米国では“ペイ・パー・ポスト”は倫理に反する?手法(黒)と考えられている。
一方、現状の日本においては限りなく“白”ということですが、それは米国と日本の倫理感での違い、と話していました。
そういえば、深夜に延々と放送されているテレビショッピングは、番組か、広告か、という議論もありましたが、いまのところテレビショッピングの放送時間が減ったという話は聞きませんね……