4月17日に発表された
シックス・アパートの調査によれば、ビジネスブログを運営する企業に対するイメージは下記のようです。
・「親しみやすい」51%
・「オープン」44.8%
・「情報発信に積極的」39.7%
※「消費者から見たビジネスブログ・サーベイ2008」-シックス・アパート調査参照
http://www.sixapart.jp/cms_news/2008/04/17-1100.html
……▼昨年1月にオープンした
「eしずおかブログ」は、今日の時点で1,836ブログが開設され、オープン当時から地元中小企業や店舗、飲食店さん、各種団体さんなどが運営するブログが、安定して増加傾向にあります。
それは既存の媒体やチラシなどではできない(ブログだから可能な)親近感の表現が手軽にでき、そのことが地域を主なマーケットとして商売している中小企業や店舗において大きな武器になる、とみなさんがすでに気づいているからだと思います。
オーナーや店長、企業内の担当者の顔の見える、生きた言葉で発信されるブログは、(立て前的な内容と一方通行になりがちな)会社案内や新聞広告・チラシなどよりも親しみやすく、企業・店舗と生活者の距離を縮める効果があことが今回の調査で裏付けられたのではないでしょうか。
ビジネスブログに期待する情報については、
・「製品やサービスの詳細な情報」60.3%
・「新製品やサービスの発表」42.6%
・「通常のメディアでは知りえない舞台裏情報」41.9%
ビジネスブログに関する意見と要望については、
・「もっと読みたい情報を発信してほしい」77.4%
・「もっと消費者の声を聞いてほしい」76.5%
・「もっと企業にはオープンな姿勢を見せてほしい」73.5%
・「もっと消費者が意見を言えるような取り組みを見せてほしい」72.6%
などの声が上位に入ってきています。
中でも、「消費者の声を聞いてほしい」「消費者が意見が言えるような取り組み」などの要望は、
これまで情報の受け手だった消費者が、自分たちの発信する情報(クチコミなど)も
企業側や他の消費者を動かす力があること、そして両者にとってメリットがあると、
前向きにとらえていることの表れだと考えられます。
企業や店舗においては自社(自店)の営業活動を
広く生活者とのコミュニケーション活動の一部として捉え直し、
再構築する時期にきているようです。