NPO法人ふじのくに情報ネットワーク(fino)の12月定例会に、「ふじのくにオープンデータカタログ」を担当している静岡県企画広報部情報統計局の杉本直也さんをお招きして、静岡県のオープンデータの取り組みについてお話していただいた。

 ・「ふじのくにオープンデータカタログ」(静岡県)
  http://open-data.pref.shizuoka.jp/


オープンデータとは、行政や公的機関が蓄積した情報を、誰もが自由に利用できるようにしたデータのこと。二次利用可能な形式でデータを提供し、民活を利用して、新たなサービスや産業の創出が期待されている。それら行政のデータが、利用申請不要で、商業利用も認められていることは、民間にとっても大きな魅力。

なかでも、県や市町村といった地方行政の保有するデータは、地域密着度が高く、それらを利便性の高いサービスで一般利用できるようになれば、生活者にとっても大きなメリットとなるだろう。さらに、民間サービスに公共のデータを重ねあわせることで新たな価値を生み出すこともできる。今年の8月から始まったばかりの静岡県のオープンデータの取り組みから、今後どのような新しいサービスが生まれてくるのか楽しみである。

昨日公開した「eしずおか」の地域特集「静岡ロケ地ガイド」も、「ふじのくにオープンデータカタログ」を利用して作成したものです。

      ・eしずおか「静岡ロケ地ガイド」
       http://location.eshizuoka.jp
ふじのくにオープンデータカタログ



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