
東山旧岸邸の14人席もある大きなダイニングテーブル。岸信介が一人で食事するときに好んで座ったという椅子にわたしも座わり、庭を眺めてみた。二週間ほど前に紅葉の盛りは過ぎたということだが、それでもみごとな庭である。押込戸を使って庭側は開放されている。設計は、近代数寄屋建築の祖とされる建築家・吉田五十八。岸信介は、第56・57代内閣総理大臣、安倍晋三首相の母方の祖父である。展示室の、何人もの首相を輩出している家系図を眺め、安倍首相が政界のサラブレッドと言われる所以に、おおいに納得したのだ。同時に、ある一族からこんなに首相がうまれることに“これでいいのか…”とも。
週末は、SOLアイアーキテクトの社員旅行に参加。御殿場のとらや工房でお茶とお汁粉をいただき、同敷地内の東山旧邸を見学。それから宿泊先である御殿場時之栖に移動し、陶芸を体験した。来春入社する望月さんと石川さん、エンジニアの高山君の三名はご飯茶碗を、社長の山本さんとwebディレクターの有馬さんは湯呑みを、藤原さんはビール用のタンブラー、エンジニアの遠山さんは一輪挿し、新人の菅原君はペン立てを、デザイナーの藤本君は魚用の長皿、中村さんはスプーン変じてお香スタンドを、そしてわたしは小鉢を作ったのだ。焼き上がり、届けられるのは3ヶ月ほど先とのこと。忘れた頃にやってくる各々の作品の仕上がりが、とても楽しみである。
夜は、iPhoneアプリの人狼ゲームで盛り上がった。初体験のわたしはルールを知らず、初回からいつにも増して無口になったのだが、これでは勝てない。人狼ゲームは、的確で、適度な口数と、クールさがものをいうゲーム(のよう)であった。または、菅原君のように、全方位的に常に荒れ球を投げ続けるスタイルもありか。勝利者は、最年少の石川さん。
SOLアイアーキテクトの社員旅行は初参加でしたが、とても楽しい週末となった。新人・菅原君の人格も大いに可視化され、SOLアイアーキテクトというチームにとけ込む、いいきっかけになったと思う。企画してくれた藤本君、有馬さん、お疲れ様でした。菅原君にとっては、長い二日間だったことでしょう。二日目の朝は心配しましたよ。月曜日は、普通に出社するように(笑)。今回参加できなかった近藤君も、次回は一緒に行きましょう。
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