
6時起床。いよいよアムトラックを使って西海岸を縦断。乗車予定のロスアンゼルス行きCOAST STARLIGHT(コーストスターライト)号は、 朝9時45分発の1日1便のみ。乗り遅れないように、早めにホテルをチェックアウトし、King Street駅に向かう。
先日は無人だった駅も、さすがに今日は賑やか。クルマや航空機の交通網が発達した米国で、長距離列車に乗る人はどんな人たちなのか、興味が湧く。日本人らしき人は、自分以外に子供連れの家族一組のみ。
アムトラックの時刻表によると、シアトルからロスで乗り換え、とりあえずの目的地であるサン・ディエゴまでの距離は約1,500マイル、約2,400キロ。ロスまでの所要時間は、34時間。さらにサンディエゴまで約3時間かかる。今回は、サンフランシスコで一旦途中下車し、その後ふたたびサンフランシスコからロスアンゼルス行きに乗ることにした。サンフランシスコまでは913マイル、約1,500キロの旅になる。所要時間は、約23時間。朝9時45分に出発し、到着するのは翌朝8時15分の予定だ。
私自身は列車に乗るのは好きだが、鉄道マニアではないのでコーストスターライト号
という列車について詳しく説明できなくて残念。ただし、社内の様子は、一部写真でご紹介します。
上の写真は、総2階建ての客車を引っ張る、先頭のディーゼル機関車「ジェネシス」。途中のポートランド駅での休憩の際に先頭まで行って撮影。

シアトルのアムトラック駅であるKing Street駅の構内。
これでも賑わっている感じ。列車が出てしまえば、また閑散とするのでしょう。

景色を楽しめるように「ラウンジカー」が連結されている。
過ごし方は、人それぞれ。私も日中のほとんどはここで過ごした。

二人用のコンパートメント。右のソファと天井近くにもうひとつベッドが見える。洗面台もあり。

列車のほぼ真ん中にある食堂車。通常のレストランとそれほど変わらない値段のようでした。

ここが、わたしの席のある座席車両。一人旅でしたので寝台車は利用せず、
COARCH(コーチ)とよばれるこちらを利用。
もちろんフットレストもあり、リクライニングになります。

2階建てのコーストスターライト号。近寄るとその迫力に驚きます。
2階に寝台や普通座席があり、1階に売店やトイレ、テーブルなどがある。