
シアトルで見かけた書店は、大型チェーン店のボーダーズと、写真のようなセレクトショップ的な小さな書店だけでした。他にもあるのかもしれないけど。
7時30分、起床。曇り、気がつけば雨。ホテルの2ブロック先にあるドラッグストアで、牛乳1L、オートミール・レーズン・クッキー、リンゴを買ってホテルで朝食。ヨーグルトを買い忘れる。
シアトルで過ごすのは、今日が最後。郊外に足を伸ばすついでに(バスにも乗りたかった)ので、朝食を済ませ、路線バスに乗って航空博物館へ向かう。名前は航空博物館だが、実際はボーイング博物館である。シアトルは、ボーイング社のお膝元(もう一つの地元の有名企業がマイクロソフト)。博物館の周辺一帯は、見渡す限りボーイング社の工場。ショッピングセンターの駐車場に並ぶクルマのように、大小の飛行機がゴロゴロ転がっている。こんな風景を見ていると、自家用機もマイカーも同じレベルに思えてくる。 ジャンボジェット機の組み立て工場見学は、Kさんにぜひ紹介したい。でも、「オレは、エアバス派だから」というのだろうな。
12時50分のバスに乗ってダウンタウンに戻り、越南餐館で昼食。
その後、シアトル中央図書館を見学。400台のPCとネット環境が整い、映像や音楽ソフトも充実、ホール(マイクロソフト・ホール)ではリーディングなども積極的に行っている(らしい)。すべてのメディアを等価に扱う情報センターという位置づけが、この図書館のコンセプト。菱形グリッドのガラスで覆われた建物は、レム・コールハースの設計。
その後、夕方まで市内を歩く。ダウンタウン、パイク・プレイス・マーケット、パイオニアスクエア、インターナショナル・ディストリクトあたりを…雨がぱらつく中、歩く。仕立ての良さそうなスカートスーツ姿でキメたおじさんが歩いていても、互いの手をしっかり握り、幸せそうに歩く紳士たちが目の前を歩いていても、ちらりと(オレ、見間違えていないよなと)確かめるだけで、ちっとも気にしない顔をして歩く。なんといっても、ここはシアトルだから…よくわからないけど。
ホテルへの帰りにドラッグストアに寄り、明日の列車の中での食料の買い出し。水1Lとリンゴ2個と、後はジャンクフード。ジャンクフードは、ここには書かない。帰りがけに地図を見ていたら、近くに「ス」の一号店があることに気づき、お上りさんらしく写真を撮って帰る。
いま、一番欲しいモノ…万歩計。
今日は終日レインウェア着。
出発前に購入したMERRELのカメレオン2が、すこぶる快適。
腰痛軽。
※追伸
今回は、ほとんど時差ボケを感じなかった。昨晩は11時30分頃ベッドに入り、2時30分過ぎに目が覚めた。これは時差ボケではなく、いつものことだから慌てない。いつものようにiPodで落語(昨日は桂文珍の「地獄八景亡者の戯れ」)を聞きながら、ふたたび就寝。
写真は「ス」の一号店。観光客がお店の外まで列を作っていた。店の前でバンジョーを弾くお兄さんは、「ス」には関係のない人。たぶん。
