今年の1月からはじめている
『コトラーのマーケティング3.0』読書会の2回目。
メンバーは、Oさん、Nさん、そして弊社の若手K君とわたしの4名。

今日の課題は、第2部 戦略。
「消費者に対するミッションのマーケティング」
「社員に対する価値のマーケティング」
「チャネル・パートナーに対する価値のマーケティング」
「株主に対するビジョンのマーケティング」の各章。

第2部は、優れたミッションを策定したうえで、
企業をとりまく各インフルエンサーに対する、
ミッションと行動の一貫性の重要性について説明している。

事前にひととおり読み、 ノートに整理して読書会に望んだのですが、
最後の振り返りの際に、ファシリテイト役のOさんから
ピシャリといただいたお言葉。

「みなさん、もっと読み込んできてください。
テキストは、単なる思考の入り口。
テキストを通じて、私たちを取り巻く社会状況を
どのように読み解くか、が大事だと思います。
それに、読み込むほどに、おもしろくなりますよ」

イタッ。自分はひととおり理解したつもりで発言していましたが、
Oさんにしてみれば手応えのあるジャブが繰り出せていなかったんだな。

前職でたくさんの企業経営者と仕事をしてきたNさんの説得力ある発言に比べても、
自分の発言がいかにテキストの文字を追いかけただけの、浅いものだったか…
…はずかしいなぁ。K君も汗かいていたな(笑)。

この場に限らず、きっとほかの場面でも
相手の期待レベルまで達していない発言を
あちこちで繰り返していそうだな…反省。

もちろん、深読みするのは、時と場合を選ぶことも
読まなくては…ですね。


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