FOOTNOTE PHOTOS

FOOTNOTE PHOTOS
FOOTNOTE(フットノート)とは、脚注のことである。脚注とは、用語の解説や補足説明など、文書中の特定の部分の内容をより詳細に説明するために本文の枠外などに記載されている短文のことですね。

七夕の夜、トゥルーリングの出版活動3周年イベントとして開催されたFOOTNOTE PHOTOS展と、アーティストトーク「平出隆ー撮ること、書くことをめぐって」にでかけてきました。会場は茅場町の森岡書店。

FOOTNOTE PHOTOSとは、脚注写真のこと。詩人であり作家である平出隆氏が、自身の作品『葉書でドナルド・エヴァンズに』の抄編に自ら撮影した写真を脚注写真として展示。閲覧者は『葉書でドナルド・エヴァンズに』のテキストを読みながら、場面を補足する写真(FOOTNOTE PHOTOS)を見ていくという趣向。写真にテキストが添えられている通常の写真展とは逆というわけ。

来場者はテキストを熱心に追いながら、時々目線をあげて脚注写真で情報を補足していく。だから、ひととおり見終わるまでに時間が必要になる。展示内容は、平出氏の抑制のきいた文章と写真とが重なって、一緒に旅を追体験している気分に。森岡書店では[FOOTNOTE PHOTOS]シリーズ第1弾『カフカの泣いたホテル』(平出隆)を購入。

 写真展での展示作品はVIA WWALNUTSのHPで公開されています。
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 http://www.wwalnuts.jp/vww/footnote-photos/


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