スペインの新世代フラメンコギタリストと呼ばれて久しいヴィセンテ・アミーゴのライブ。
新聞記事で来日公演を知り問い合わせてみたところ、幸運にもチケットが手に入ったのだ。
「…もっとコンパスを意識しなくちゃダメですよ。
フラメンコは、コンパスが命なんですから…」
コンパスとは、フラメンコ特有のリズム(感)のこと。
ジャズやソウルでいうところのグルーブ感のようなものか。
そのノリを表現することが難しい。
ヴィセンテの演奏を聴きながら、通っているギター教室のI先生に
常日頃から口酸っぱく言われているそんな言葉を思い出す。
演奏会終了後、後ろの席の2人組の女性の話す
「今日の演奏は、ビンビンきちゃったね。」
という会話が耳に入り、ようやくコンパスがいかに重要か(笑)、
先生のいわんとすることが腑に落ちた?ビセンテのライブでありました。
ライブで演奏された「Ciudad de las Ideas」という曲はYouTubeでも聴けます。
カッコいいねえ。コンパスの雰囲気が少しは伝わるかな。ビンビンきましたか。