週末は、坂本龍一のソウル公演「Playing the Piano」を、自宅にいながらUST中継で楽しませていただいた。今回の坂本龍一のソウル公演は、ライブ「Playing the Piano」の
無料UST中継と、新しいスタイルでのパブリックヴューイングのトラアル、同ライブのiTunesでの最短配信…なども含めて「
SKMTSocial」という実験的なプロジェクトでした。
日頃、よく読ませていただいている
この人や
あの人のブログでも「SKMTSocial」を取り上げていた。ライブで演奏中の音楽が世界中に配信され、世界のあちこちの約2万人が、UST中継を同時視聴していたようです。
ライブ映像とその隣に流れるツイッターのつぶやきを眺めている時の感覚は、身近な人とワイワイいいながらテレビで紅白を眺めている時のような、お茶の間の感覚を疑似体験していかのようでした。「SKMTSocial」のつぶやきをみて、久しぶりにRTしてしまった夜でした(笑)。
音楽ビジネスが、CDなどのパッケージビジネスからネットでの音楽配信ビジネスに移行したのもつかの間。一昨年あたりは、
マドンナなどが音楽配信からライブビジネスへ収益源を移している、といった話題もありましたが、今回の坂本龍一の「
SKMTSocial」プロジェクトでは、ライブを会場では有料、ネットでは無料公開しながらその場でネット購入を実現していました。
2011年は、コンテンツビジネスでもいろいろな展開がありそうですね。それにしても想像以上に高画質・高音質で、UST中継の進化にも驚きました。