

4月の後半に観た映画は2本。浅野いにおの同名のコミックを映画化した「
ソラニン」@movix清水と、2009年の東京国際映画祭で上映された北欧ミステリー映画「
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」@シネ・ギャラリー。
「
ソラニン」を観ようと思ったのは、
文化系トークラジオLife番外編でのチャーリーこと鈴木謙介氏と「
ソラニン」を監督した三木孝浩氏の対談の中での「自分たちの世代(チャーリーは30代前半かな)の学生時代の雰囲気が、そのまま映像になっている」という発言に興味を惹かれたのがきっかけ。彼ら(30代)の学生時代というものを垣間みてみようか…と。
で、実際に観た感想ですが、大学時代の友情、恋愛、就職などのテーマはいつの時代においても不変ですから、この映画を観て「自分たちの頃と同じ、何も変わっていない」と感じるのはチャーリーの世代だけではないと思いますが、宮崎あおいはじめ映画登場人物達のファッションや部屋のインテリアや小物、各シーンで流れる楽曲などが、90年代から2000年頃にかけて学生生活を送った人たちの共感?を呼ぶのかもしれません。
登場人物達は軽音サークルのメンバー。実は、私自身も学生時代に曲がりなりにも軽音サークルに所属しておりましたので、登場人物たちと当時(80年代前半)のサークルのメンバーが重なってみえる部分もありました。卒業を迎える時期になって、選択肢として“プロ”の道を思い描いてしまうヤツが一人や二人いるのも昔も今も変わりませんね。
終盤の宮崎あおいのボーカル姿は新鮮で素敵でした。
もうひとつの映画「
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」は、チラシの絵柄にひいてしまいましたが、北欧発のミステリーというところに興味があって観てみました。内容は、さまざまな方が
レビューを書いているのでそちらを参照してください。3部作の1本目。次作も期待したいですね。
「ソラニン」公式サイト
http://solanin-movie.jp/
「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」公式サイト
http://millennium.gaga.ne.jp/