「セルカンカレッジ」に出かけてからしばらくして、アニエール・セルカン氏の業績捏造・経歴査証疑惑が発覚。2010年3月31日付で、東京大学大学院工学系研究課助教を懲戒解雇になったようです。これもまた貴重な経験としておきましょう。ということで、下記投稿は記念に残しておきましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・

清水テルサで開催された第1回「SERKAN College静岡」に出席。「セルカンカレッジ」のセルカンとは、トルコ人初の宇宙飛行士候補で、ATA
宇宙エレベーター(宇宙へはロケットではなく、スペースシャトルでもなく、エレベーターで行くというシンプルな発想がいいですね。写真は
社団法人宇宙エレベータ協会HPより)の考案者としてNASAなどの宇宙開発に参加している
アニエール・セルカン氏のこと。ドイツ生まれで、トルコ国籍。1999年から日本に暮らしながら米国をはじめ各国の宇宙研究に参加。トルコスキーチームのオリンピック代表経験もあり、スタイルがよく、ユーモアがあって、知的な好男子。

今日のテーマは「インテリジェント・デザイン」でしたが、専門的で難しい話はほとんどなく、日常生活の中でセルカン氏が見つけた素材を約100枚ほどのスライドで見せながら、セルカン的インテリジェントについて語る。
「人は自分と関係ないと思っているものが目の前に現れても、見えない」「アイデアは、上手にプレゼンテーションしてはじめて人に伝わる」「人生とは選択の繰り返しだ」そして、「何ごともタイミングが肝心」なのであります。