昨日は、静岡音楽館 AOIで「聲明 鎮魂の祈り」を聞いてきました。「聲明 鎮魂の祈り」は、東日本大震災の被災者を励まし、犠牲者を追悼するための聲明で、生で聴く四箇法要は初めて。真言宗と天台宗の二つの宗派の僧侶約30名による聲明は、荘厳で力強く美しい。肉声による倍音の響きは、とても心地よく、セラピーを受けているようでもありました。

今日は「100分de名著」ブックス の『松尾芭蕉 おくのほそ道』(長谷川櫂、NHK出版)を読みながら、江戸深川を出発して松島へ。芭蕉はみちのくの歌枕の名所を訪ねることが楽しみだったようですが、それらの多くが廃墟となっていることに落としたのだとか。そんな中、松島だけは想像に違わぬ素晴らしい景色で出迎えてくれ、芭蕉の気持ちも晴れやかに。みちのくの歌枕の名所・旧跡は、その後、多くの人の手によって復されたように、東日本の震災被災地復興も着実に推進してほしいものです。

写真は、一昨年、東日本の震災被災地に視察で出かけたときの松島。あいにくの曇り空でしたが、湾の中には数多くの島が点在し、濃い松の緑に覆われていました。

「聲明 鎮魂の祈り」と「おくのほそ道」。



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「聲明 鎮魂の祈り」と「おくのほそ道」。



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