「
Creative City Lab」に参加するにあたって予習した一冊が、8月31日発行の『
スペクテイター34号』。特集は、「ポートランドの小商い」。ポートランドで小規模ビジネスを営む11組の創業者へのインタビューで構成されています。『
創造都市ポートランドガイド』(BRIDGE LAB、監修・黒崎輝男)や『
グリーンネイバーフッド―米国ポートランドにみる環境先進都市のつくりかたとつかいかた』(繊研新聞社)が、街全体を俯瞰的にイメージするのに役立つのに対して、こちらは市民の目線の、ポートランドで働くということやリアルな日常が伝わってきます。“ヒップ”だとか“クール”とかの形容詞で語られがちなポートランドという町の「…で、ホントはどうなんだ?」という疑問に応えてくれています。
編集長の青野利光さんは、音楽・映画雑誌『Bar-f-Out!』の立ち上げメンバー。編集の赤田祐一さんは、カルチャー誌『QuickJapan』の元編集長。みずから現地に乗り込んで体当たりインタビューを敢行し、一冊の雑誌にまとめあげるおふたりの取材力、現場力に雑誌づくりの原点を感じます。

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