前回のブログに書いたように、夏が過ぎたら閉館するという
清里現代美術館。40年以上をかけて集めた現代美術の作品と資料が散逸してしまう前に、その一部をデジタル化することに取り組んでいるというIさん(館長の弟さん)に、作業の様子をみせていただいた(写真下)。
数百ページもある資料を一ページずつスキャンして、画像補正して、説明文を入力する。その地道な作業を、すべてひとりで行っている。コレクションから始まり、それらを展示する美術館を建て、公開し、そして現在は、資料をデジタルデータとして残す作業に取り組んでいる。そのすべてを個人として行ってきたことに脱帽してしまう。