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(c)小山宙哉著、講談社「モーニング」

これは、美術出版ネットワークスが開発した電子書籍ビューワbookpicである。アプリではなくwebブラウザで読むタイプ。HTML5で作られデバイスを問わないので、どこからでもアクセスでき、誰でも手軽に読める…のだ。

表示されたページ上の写真や文章に、Twitterを使って読者の感想やコメントなどをつぶやくことができ、他の読者の口コミを共有できるところがbookpicの一番の特徴。Facebookとも連動している。読者がコミュニティ化しやすい雑誌との相性がよさそうだ。

共通の嗜好をもった読者同士の口コミを同じページ上で読むことができ、それらのつぶやきを見たフォロワーはダイレクトにそのページにアクセスできる。ソーシャルリーディングとSNSを通じた誌面拡散のふたつのメリットが考えられる。

わたしもさっそく無料で公開されている漫画「宇宙兄弟」のページにつぶやいてみた(上の画像。真ん中上の吹き出しがわたしのつぶやきである)。その瞬間に、わたしのTwitterのフォロワー約400名の方と、「宇宙兄弟」の巻頭見開きページがつながったわけである。実際に何名のフィロワーさんがアクセスしたかもわかると面白い。

昨日は、美術出版ネットワークス・プロデューサーの竹内寿氏にbookpicについてお話を伺ったのだが、機会があればそのあたりも聞いてみたい。

現地に詳しい方の口コミを参考にしたい旅行ガイドとの相性も悪くないと思う。

竹内氏の説明にもあったがbookpicは見開き(横長)表示が標準なので、どうしても誌面が小さくなってしまう。そのあたりは、今後の課題ということです。

・美術出版ネットワークス電子書籍ビューワbookpic
  https://bookpic.net/

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