月曜日は、日帰りで奈良県生駒市へ。生駒市を拠点に、地域の魅力創造に取り組んでいるN社さんを訪問しました。今回は、「食と観光」をテーマに奈良の食材をアピールするイベントを手がけているFさんに、イベントの目的や運営についてお話をお伺いしました。イベントは、はなやかに映りますが、企画運営では苦労も多いようです。外部からはみえにくい現場のお話が、とても貴重でした。

Fさんの部署名は、「ローカルデザイン事業部」。自分の手がけている仕事について、熱く語ってくれたFさん。地域情報誌が、地元の魅力を発信するだけの役割から一歩踏み出して、これからは主体的に「地域の情報と人を繋げ、地域の魅力創造・元気創出を牽引していく」、そんな意思が伝わってきました。「顔の見える地域の仕事は、担当者の熱量が人を動かす」ということも、Fさんからのメッセージとして受け取りました。

N社さんのHPの言葉「スーパーローカルなプロ集団の役割はますます重要になってくる」は、わたしたちも同じ思い。しずおかオンラインでは、今年1月に「暮らしと観光編集室」を新設しました。スーパーローカルなプロ集団として、熱量を持って地域の魅力創造・元気創出に取り組んでいきたいと思います。

帰りに、1918年に開設された日本初のケーブルカーに乗って、標高642mの生駒山へ。奈良と大阪の県境にそびえる生駒山山頂の気温は、マイナス2度。残雪に包まれた静かな遊園地(冬期休業中)を抜けると、反対側には大阪市街が広がっていました。NHKの新日本風土記「生駒山」で見た、人々が救いを求めてきた「庶民の霊山」と、誰もいない遊園地の組み合わせが、不思議としっくり感じられました。

地域の仕事は、担当者の “熱量” が人を動かす。



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スーパーローカルなプロ集団の一員として、一緒に、地域の魅力創造・元気創出にチャレンジしてみたい方の応募を待っています。

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地域の仕事は、担当者の “熱量” が人を動かす。



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