夕方から沼津へ。JR沼津駅北口にある
「ケンブリッジの森」で開催された『60VISION MEETING』に、ライターのシャーマン三輪さんと一緒に出かけました。主催は富士市にある比奈カフェ・オーナーの
藁科和也さん……▼→60VISION 公式サイト
http://www.60vision.com/
「比奈カフェ」によるオマージュ企画『カリモク60+60VISION』と題された今回のイベントは、
60VISION発起人でD&DEPARTMENT PROJECT代表のナガオカケンメイさんと、メーカーとして60VISIONに参加している家具会社カリモク60事業部の山崎太さん、そして取扱店として60VISION商品を販売している比奈カフェ藁科さんの3人をパネリストに、主に会場からの質問に答えるカタチで行われました。
60VISIONは日本のメーカーの原点となる商品を復刻し、60VISIONの理念に共感して販売する売り場を通して、ロングライフデザイン商品を生活者に広めていこう、というプロジェクトでありデザイン活動。
今回のように、発起人であるナガオカケンメイさんや、参加企業の担当者、販売の現場であるショップ経営者、そして共感して購入していく生活者が一緒になって、モノについて、デザインについて、消費活動について語るのは意味のあることだと思います。
ファインアートとは違って、目的と与えられた機能を発揮するためのツールである“モノ(商品)”を包むデザインにおいて、ベーシックとは何か、変らないとはどういうことか、シンプルに言えば“良いデザインとは何か”、が問われているのですね。
60VISION が、2008年度のグッドデザイン賞を受賞
http://www.60vision.com/press/20081008.html
したのも、“良いデザインとは何か” をデザイン業界が再定義しようとする現れとも受け取れます。
会場は40名定員のところ60名ほども集まり、立ち見の方もいるほど賑わっていました。来場者は若い方が多いことも印象的でした。
比奈カフェ藁科さん、ありがとうございました。