登場人物に笑ったり、時には「ばかだなぁ」とつっこみを入れたりしながら、語りの世界に安らぎを感じたり、自分もそこに住んでみたいと思わせてくれるところが落語の魅力。そこで起きていることは決して笑えることばかりではないのですが、それを受け止める登場人物たちは、楽観的でお人好し、そして、とことん自分に都合よく解釈するところに魅かれます。
その、事実に対する(根拠のない)前向きな解釈力が、こちらの笑いを誘うのですが、そんな力を少しでも身につけることができれば、わたしたちの日常は、もう少したのしくなり、身近にしあわせを実感できるのかもしれません。落語の世界の登場人物たちの粗忽さ加減(がポイント)もうらやましい。
イケメンな若手噺家さんの活躍もあって、最近は若い落語ファンが増えているそうです。だからといって、地方で演芸専門の情報誌を発行するのは別の話。今から7~8年ほど前に初めて手にして以来、ずっと気になっていた情報誌が『
静岡落語往来』。2015年に誌名が『
東海落語往来』に変わって、現在は、静岡・愛知県を中心にした落語会情報を紙媒体とwebで発信しています。編集発行しているのは磐田市在住の金澤実幸さん。
先日、ようやく金澤実幸さんにお会いすることができ、『東海落語往来』誕生の経緯や、静岡県内の落語会のお話などを伺いました。次回の
インタビューノートでは金澤実幸さんにお聞きした、落語の魅力や楽しみ方について紹介する予定です。落語ファン、落語会に興味がある、という方はぜひチェックしてください。
・「インタビューノート」 https://interviewnote.jp/
【お知らせ】
「誰もがセンセイ、誰もがセイト。」をコンセプトに、みんなで、地球のこと、みんなの未来のことを考える地域の学校。「アース(明日)カレッジ2017」は、7月15・16日に開催されます。
『まちぽスタンプ』のスタンプラリーも開催します!
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https://womo.jp/column/detail/25520/
期間:7月15日 土曜日~16日 日曜日
時間:10:30~17:15(開場10:00)
場所:アイセル21(静岡市葵生涯学習センター)
住所:静岡市葵区東草深町3-18