表参道の交差点から徒歩2分、自由大学のある「COMMUNE246」の同じ敷地内にあるフードカード・ポッド、平たく言えば屋台村です。タイ・ドイツ・ハワイなどの国際色豊かな料理、有機野菜や玄米を使ったヘルシーでオーガニックな料理、店長オリジナルの独創的な料理など、11台の個性的なフードカートから好きな食べ物を選ぶことができます。ひとつひとつは小さなフードカートですが、それらが集まることで生まれる個性的でカオスな雰囲気が、原宿や表参道の洗練された街の空気をユルめて、開放的で居心地のいい空間になっています。

先日出かけたポートランドには600以上のフードカードがありました。ポートランドのフードカートは、街の食文化を担っているだけでなく、若者による飲食ビジネスのスタートアップの場にもなっていました。小さいけれどオーナーとなって、想像力を発揮して多様で個性的な料理とサービスを生み出し、成功を目指す…。

私たちの暮らす静岡市のフードカート・ポッドといえば、「おでん横丁」ですね。静岡の「おでん横丁」も、伝統を守る屋台に加えて、創造的で革新的な静岡おでんにチャレンジする屋台や、飲食店経営を目指す若者のスタートアップ屋台などが現れたら活気が生まれそうです。

フードカート・ポッド@COMMUNE246。


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海野 尚史 HISASHI UNNO

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