静岡市葵区の蕎麦店「手打ち蕎麦 たがた」主人・田形治さんのインタビューノート【後編】を公開しました。田形さんは、2015年のイタリア・ミラノ万博に静岡県代表「チーム静岡」メンバーの一人として参加。イタリア人を前に、静岡抹茶を練りこんだ「そば打ち」の実演を披露。静岡発の「ちゅるりん麺」の試食も大好評だったようです。

 「イタリア人が知っている日本は、東京と京都と富士山の三つなんですね。その富士山の麓からやってきたというだけで“Oh!”となる。富士山の麓で育まれたお茶や駿河湾の食材は、彼らにしてみると、日本一美しい土地の食材というイメージで受け止められるわけです。日本人からみれば、アルプスの麓の食材みたいなイメージでしょうか。それは大きなアドバンテージですし、食べ物としての魅力が高いわけです…」ミラノ万博では、静岡県の優位性を実感できたことも大きな収穫だったようです。

 イタリアと言えば、スローフード運動発祥の地。「オクシズ在来作物連絡協議会」や「静岡在来そばブランド化推進協議会」の代表として在来作物の認知、普及活動にも取り組む田形さんに、日本の代表的なスローフードでもある「在来そば」についても語っていただきました。「在来そば」は、若草やイグサ、ナッツのような個性的な香りが魅力なのだとか。なかでも静岡の在来種は、木の皮の香りが特徴で、びっくりするほどおいしいそうです。

  ・手打ち蕎麦 たがた」主人・田形治さんのインタビューノート【後編】
  http://interview.eshizuoka.jp/e1638192.html


「手打ち蕎麦 たがた」田形治さんのインタビューノート【後編】




「手打ち蕎麦 たがた」田形治さんのインタビューノート【後編】





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