ノリタケ60 ホワイトチャイナ
うっかりしていると10月が終わってしまう。あわてて「今月のお買い物」を更新。

10月のお買い物は、「60VISION」(ロクマルヴィジョン)で見つけた「ノリタケ60 ホワイトチャイナ」。随分前から朝食用のシンプルな白い皿を探していたのだが、いざとなるとなかなかピンとくるものがない。

お金を出せばいくらでも選べるのだろうがそうもいかない。食器選びの基準としてはデザインが気に入るのは前提として、そのうえで「割れても気持ちを抑えられる(大騒ぎしない)範囲内の価格である」ことと、できるだけ長期間にわたって「同じモノを買い足しできる」であろうこと。

「ノリタケ60 ホワイトチャイナ」は、「60VISION」に参加している食器メーカー・ノリタケが1954年に開発した白色硬質磁器のディナー皿で、主にホテルやレストランで使用されてきたライン。シンプルなデザインと、縁から皿の底にかけてのカーブが美しい。

決め手は皿本体の薄さ。皿の厚さについては好みがわかれるところだろうが、朝食用としては薄くてシャープな皿のほうが、糊のきいた白いナプキンのようで眠たい気分もシャンとしそう。

ということで、今月はノリタケ60のシンプルなホワイトチャイナ16cmと21cmプレートをそれぞれ5セット購入。

ちなみに「60VISION」とは、流行に左右されない普遍的な定番商品作りを目指そうというメーカーが参加する異業種合同プロジェクト。主に1960年代に開発された商品を中心に展開している。「カリモク60」からスタートし、2006年現在の参加企業は、食器の「ノリタケ」、鞄の「エース」、家具の「マルニ」など10社。

■60VISION公式サイト
http://www.60vision.com/concept/index.html

《ノリタケ60 ホワイトチャイナ》
ホワイトチャイナ     16cmプレート  840円(税込み)
ホワイトチャイナ     21cmプレート 1,365円(税込み)
ホワイトチャイナプラチナ 16cmプレート  945円(税込み)
ホワイトチャイナプラチナ 21cmプレート 1,575円(税込み)

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