1月の日刊いーしず【インタビューノート】で、フリーマガジン『womo』編集長の松村麻子さんにお話を伺いました。
『womo』編集長・松村麻子さん

松村さんは、入社5年目に突然の辞令で『womo』編集長に就任。本人は「それまではずっと『womo』以外の部署で仕事をしていましたから。もともと性差でものを考える指向がなかったですし、むしろそれを避けていました。それが突然、女性向けに情報発信するということになって違和感が…。『womo』編集長であることを自分の中で一体化できるまでに3年かかった」のだそうです。これは、わたしも初耳でした。

今朝の朝日新聞「仕事力」に、作家の吉本ばななさんが「与えられた仕事に自分をまかせてみる…それに応えるのは、自分のその力を引っ張り出す機会をもらったことと同じ。まずは応えてみせようじゃありませんか」「すべてはそこから始まります」と書いています。

吉本ばななさんのこのコラムを読んだ時に、まっさきに頭の中に思い浮かんだのが松村麻子さんの前出の言葉。突然与えられた編集長職に、3年かかりながらも、自分を合わせていく。入社以来、つねにそのような姿勢で仕事に取り組んできた松村麻子さんの仕事感、結婚、出産、育児を体験して変化したことなど、わたし自身もふだんなかなか聞いたことのなかった話を聞いています。

・日刊いーしずインタビューノート:『womo』編集長 松村麻子さん 第1回
 http://interview.eshizuoka.jp/e1218002.html



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