電子書籍を読んだり、購入したりしたことのある人は、静岡ではどの程度いるのだろう?
「いまだから話せるけど、一時期、ケータイ小説にはまってました」
という人も少なからずいるのかもしれませんが、それはまた別の話。

実際、わたしの周りで「Kindle」や「kobo」で読書を楽しんでいるという人は、
かなりの少数派。一方で、電子書籍専用端末は持っていないけど、
アプリを使ってiPhoneやiPadで読んでいる人は、少しずつ増えている気がする。
あくまで、個人的な感覚でしかないのですが。

昨日は、Amazonキンドルコンテンツ事業部の方に
Kindle ダイレクトパブリッシング(KDP)の現状について、
それからEPUBとKindle形式で電子雑誌を作っている編集者、
そして自身の作品を自らKDP(Kindle ダイレクト パブリッシング)で
直販している漫画家の話を聞いてきた。

Kindleで出版する方法は、『日刊いーしず』のコラムで試すことができそうなので
著者のみなさんに協力していただいて、ぜひ実現してみたい。

印刷出版については、少部数ではなく1部から出版する
プリント・オン・デマンドに可能性を感じた。
ポイントは、少部数ではなく1部、という点。
つまり在庫ゼロ、返品ゼロの出版である。
ベースとなる考えは、電子を“主”、印刷が“従”に、
そして、発注は“出版社”ではなく、“読者”にシフトすること。
本の世界も顧客(読者)中心に考えることで、新しい可能性が広がりそうである。

    ・『電子書籍スタートガイド』(【日刊いーしず】)大石直也
      http://digitalbook.eshizuoka.jp/e923877.html

    ・しずおかオンラインの電子書籍
      http://www.esz.co.jp/public/index.html

Kindle ダイレクトパブリッシング(KDP)





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