今回のニューヨーク観光の楽しみの一つがニューヨークの書店めぐり、
そしてもう一つに建築見学がありました。
その中の一つ、フランク・ロイド・ライトが設計したグッゲンハイム美術館。
滑らかなベージュ色のスロープに沿って展示スペースが配置されていて、
スロープをゆっくりと上がりながら鑑賞していく。
(または最上階にエレベータで上がってから下りながら)
直径33メートルのトップライトから
柔らかな自然光が、
ベージュ色の館内に
降り注いでいる。
こちらは1911年に建てられた、
ボザール様式のニューヨーク公立図書館。
白い大理石でできた正面入り口は、改修工事が行なわれていた。
3階のメイン・リーディング・ルームは
フットボールスタジアムが入るほどの広さ。
大きな窓から自然光から入って思いのほか明るい。
映画でもよく登場するグランド・セントラル駅。
時が止まったようなメイン・コンコースの巨大な空間と、
その中を無秩序に行き交う人々の動きが対象的でおもしろい。
1966年にマルセル・ブロイヤーという
バウハウスの建築家が設計したホイットニー美術館。
逆さのピラミッドのように上に行くほど出っ張っている。
20世紀のアメリカ美術を中心にコレクションしている
美術館ですが、この建築自体もアートになっている。
建築ではありませんが、シェラトン・ニューヨークの向かいにある
ビジター・インフォメーション・センター。
アップル・ストアのような白一色に統一されたシンプルで洗練された空間に、
ニューヨークの観光案内パンフレットが用意されている。
中央に設置されたタッチスクリーン式のビジターネットは、
観光情報の検索だけでなく、チケットが購入できたり
情報を自分のメールに送信できるなどとても便利。
国連本部ビルの日本語ガイドツアーを楽しみにしていましたが、
今回は残念ながら行くことができませんでした。
ガイドブックに紹介されていたので
新しいニューヨーク・タイムズ本社ビルにも行ってみましたが、
外観はとくに目を惹くものではありませんでした。
中には入れなかったので実際のところはわかりませんが。