夕方、「大道芸ワールドカップin静岡」で賑わっている商店街を抜けて出先から帰社。会社の中期計画作りに参加しているメンバーと、会議室で、途中からはお腹も空いてきたので紺屋町の「四季の恵もり」さんに場所をかえて、しずおかオンラインの現状と今後について話をしました。金曜の夜にもかかわらず、夜遅くまで付き合ってくれたメンバーのみなさん、お疲れさまでした。

3年先の予測も難しい程、環境の変化が早い時代に、会社の中長期の展望をどのように描くのか…本当に難しいと思う。メンバーには、できるだけ率直に話をすること、だからこそ整合性が取れない内容であったり、具体性に欠けたりすることがきっとあるよ、中には意味不明のこともあるかも…と伝えました。

メンバーと別れて帰宅。風呂に入りながら自分の話した(と思われる)ことを振り返ってみたのですが、やっぱり上手く話せていなかったことを反省。もう一度…、というか、普段からもっとメンバーと話をすることが大切だなぁと思う。事業について、会社の姿、社員の働き方、ひとり一人の成長…、これから先のこと。未来は予測するものではなく、自ら創り上げるもの。どう創っていくのかは、今日の時間の使い方にもつながっているわけで。

中期計画は3年毎に作成していて、その都度ヒアリングや社内アンケートを実施しています。まだまだ小さな会社ですし、日々顔を合わせているメンバーなので、社員同士が互いに何を考えているか、やりたいのか、いまの会社の姿をどうみているのか、わかりあっているような気がするのですが、実はそうでもないということが、毎回アンケートの集計を見ながらも実感。

いかに日常の目の前の業務ばかりに意識が奪われて、本質的な重要な課題を避けてしまっているか、先送りしていることか。これは、社長のわたし自身の今の一番の課題であります。

これから先のこと
ここからお知らせ。
今日から静岡市葵区駿府町の「ギャラリーとりこ」さんで、弊社のカメラマン森島君が作品展「SOKO NI SAKUHANA」展を開催しています。「womo」や「日帰りナビ」「静岡で家を建てるときに読む本」をはじめ仕事で
撮影している写真とは違う、静岡の日常の風景を新鮮な視点で切りとった作品を展示しています。

わたしも昼休みに会場に出かけてきました。休暇を取って自分の作品展を開催する森島君を見ながら、こういう働き方、というか生き方は魅力的だと思う。作品展のウェブサイトはグループ会社藤本君が作り、作品展の案内のコピーはコピーライターの片桐さんが書いてくれている。東京で働いていた森島君が静岡で働くようになり、この場所で確実に自分のネットワークを広げている。

仕事とプライベートを切り分けて考える人もいる中で、森島君をみていると、仕事とプライベートが対になって螺旋状に展開しているように見える。かっこいいと思う。これもひとつのスタイル。必ずしもカメラマンに限ってできることではなく、きっとどんな仕事に携わっている人でも、自らの取り組み次第でできることではないかな。

森島吉直写真展
SOKO NI SAKU HANA Ⅰ
~ソコ ニ サク ハナ~

日時:2010.11.5(金) - 2010.11.7(日)11:00~19:00
会場:ギャラリーとりこ(OHNO CAMERA WORKS)telephone.054-252-2364
住所:静岡市葵区駿府町1-41

週末、「大道芸ワールドカップin静岡」を見に行く機会がありましたら、ぜひ「ギャラリーとりこ」にも足を伸ばしてみてください。入場無料ですからご安心を。


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