“何を建てるか”よりも“誰と建てるか” -2
〈しずおかオンライン〉から2007年版の住宅情報ガイド「静岡で家を建てるときに読む本」(vol.6)が発行になりました。

私の回りでも最近家を建てた社員や友人がいるのですが、いずれも30代。小学校入学前の小さな子どものいる家族が多いようです。

そんな施主さんたちにも登場していただき、「住まいの実例集」として44件の魅力的あふれる新築の家を紹介しています。

自然素材にこだわったり、開放感あふれる空間づくりに工夫をこらしたり、家族間のコミュニケーションをコンセプトに動線を考えたり、子どもの成長にあわせて間取りに融通をきかせたり…、それぞれに施主さんの思いを上手にカタチにした家づくりをしています。

登場していただいたご家族の笑顔を見ると、本当に幸せそう。
完成した家に対する満足感が、こちらにも十二分に感じられます。

そして、みなさんのコメントをよく読んでみると、こんなことに気づきます。

自分の家づくりに対するこだわりをどれだけ完成した家に反映できたか、よりも、
そんな思いをしっかりと受け止めて一緒にカタチにしてくれた工務店やハウスメーカーの担当者との出会いと、信頼できる担当者とのいい関係の中で作り上げたことに対する満足感。
みなさんの笑顔の源泉は、そこにありそうです。

“何を建てるか”よりも、“誰と建てるか”

それこそが、納得のいく家づくりのポイントだと気づかされます。

「静岡で家を建てるときに読む本」(vol.6)には、「そろそろ家を建てようかな」と考えているみなさんの気持ちをまっすぐ受け止めてくれる県内の地元工務店・ハウスメーカー49社を紹介しています。

「静岡で家を建てるときに読む本」をきっかけに、しあわせなご家族の素敵な笑顔がうまれるお手伝いができると幸いです。

“何を建てるか”よりも“誰と建てるか” -2

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