昨日参加した静岡県立大学での業界勉強会で〈しずおかオンライン〉のブースに来てくれた学生Tさんから、お礼のメールをいただきました。彼女は昨日まで〈しずおかオンライン〉という会社名を知らなかったこと、でもフリーマガジン「womo」は読んだことがあり、「womo」がきっかけで〈しずおかオンライン〉の仕事内容に興味をもったことなどを教えてくれました……▼Tさんと同じようなコメントは、多くの学生さんからいただきました。「womo」が多くの大学生のみなさんに読んでもらえていること、その一方で、発行社である〈しずおかオンライン〉という会社は私たちが思っている以上に知られていないこと。それらを確認できたことも業界勉強会に参加して良かった点です。
「今まで就職活動のことを考えるとなんとなく気分が暗くなっていた」というTさんの気持ちは、他の就職活動中の学生さんも同じではないでしょうか。
昨日のブログにも書きましたが、暗くなる理由は違っていても、わたしが学生だった頃も就職に対する不安は同様にありました。
幸いなことに彼女は、学生さんへの説明役を担当してくれた弊社の新人社員K君が、仕事について誇りを持って話していたこと、話をしている表情が輝いていたことに感銘を受けたこと、そして就職活動を通じてK君のように輝いている社会人に出会えると気づいたことで、就職活動が楽しく思えてきたとメールに書いてくれました。
業種や規模の大小、有名無名は違っても、世の中に存在する会社はすべて社会(誰か)に必要とされているという点で共通しています。採用する企業にとって大切なことは、これから社会に出る若者に向けて、そこで働いている人が誇りをもって自分の仕事について語ることができるかどうか。
就職というのは社会参加の手段だと思うのですが、一足先に社会参加したわたしたち先輩が輝いている姿を若者たちに見せてあげること、目の前に広がる世界について希望をもって語ってあげること、それは大人たちの大切な役割であることを実感しました。