雑誌メディアと販売現場の連携ー売場から快場へVMDインストラクター」を養成する「売場塾」を主催している株式会社オーバルリンクの深沢泰秀社長をお招きして、10月のしずおかオンライン社内勉強会を開催しました……▼「womo」などのフリーマガジンや雑誌メディアは、きれいな写真や見る人の興味をそそるコピー、さらにクーポンなどのメリットを総動員して、飲食店や小売店のサービス・商品・メニューなどの情報を魅力的に読者に伝えることで、読者を実店舗に導く役割を担っています。

しかし、せっかくお店にでかけた読者の全員が、無事に目的の買物や食事を楽しめるとは限りません。中には、お店の前まで来たのに何かがイメージと違って入店することなくUターンしてしまったり、お店に中には入ってみたものの、雑誌ではあれほど輝いて見えたお目当ての商品が、店頭では魅力的に見えなかったり…、そんな経験は誰しもあるのではないでしょうか。

フリーマガジンや雑誌などのメディアで発信した情報(投げたボール)は、実店舗できちんと受け止める(キャッチする)受け皿を用意して、はじめて読者のアクションは完結します。広告効果を高めるためにも、メディアと販売現場の連携は、とても大切なのです。もちろん、私たちはお客さまの販売現場をしっかりと理解した上で原稿を作ることが求められます。

勉強会では、ネットでも気軽に商品を購入できる時代において、実店舗が単なる売場から“買場”へ、さらにお客様にとって快く買い物ができる“快場”に進化する重要性を、具体的な事例を使って紹介していただきました。

いろいろな店舗での、売場づくりをする前と後での違いを写真で見せていただいたのですが、とてもわかりやすく、結果として○%の売上アップにつながった、という話には説得力がありました。

オーバルリンクさんが主催している「売場塾」は、顧客本位の視点で売場の活性化・売場づくりのできる人材を養成する実践塾。

〈しずおかオンライン〉ではメディアを通じてお客さまの情報を発信するお手伝いをしていますが、私たちが発信した情報を上手にキャッチする知識を私たち自身が学ぶことで、お客さまとの連携力を高めていきたいと思います。

同じカテゴリー(しずおかオンライン)の記事

海野 尚史 HISASHI UNNO

アーカイブ