4月に入り、しずおかオンラインにも7名の新入社員が入社しました。彼らは、まだなにもしていないのに、そこにいるだけで社内に新鮮な空気が漂う。若い人、新しい人の影響力は大きいですね。
先日は全社会議での新入社員の自己紹介プレゼンテーションをみながら、今年も個性あふれる、魅力的な若いメンバーが入社してくれたことに、あらためて感謝したい気持ちになりました。入社後数年は、はじめてのことや学ぶことばかりで苦労の連続だと思いますが、その時期を乗り越えた先の、彼ら、彼女たちの活躍がいまからとても楽しみです。
恒例の新入社員歓迎お花見会は、残念ながら雨で延期。その後もあいにくの天気で今年はお花見にでかけませんでしたが、開花前にでかけた桂文珍師匠の高座で「花見酒」を浮かれ気分で満喫できたので満足。
落語「花見酒」についてはご存知の方も多いと思います。仲のいい、でも貧乏な兄弟分が、花見客でにぎわう向島で酒を売ってひともうけしようとするお噺。商売用の酒樽を運ぶ途中、兄貴分が我慢できずに自分の所持金十銭を弟分に払って酒を一杯購入。十銭を受け取った弟分が、今度はその十銭を兄貴分に払ってまた一杯。酔いが回った兄貴分がまたその十銭でもう一杯。向島につく頃には、売るための酒はすっかりなくなっている(ふたりで完売した)のに、売上げは十銭だけだった。そんなお噺である。もうけたような、そんしたような、どこか計算があわないところがおもしろい。
桂文珍の「花見酒」でこちらもすっかり酔いがまわったせいか、実態のあるモノを生産していなくてもお金が動く世の中に「花見酒」の世界が重なってしまったり…。すっかりこんがらがってしまった、というお話でした。新入社員の皆さんには、世の中に確かな価値を生みだせる人、影響力を発揮できる人材に成長して欲しいと願っています。
このところの雨模様で「花見酒」を楽しめなかったという方、これから歓送迎会を予定しているという方に、「
womoグルメ」では、おすすめのお店を紹介しています。幹事さんはぜひチェックしてみてください。
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