富士山が世界文化遺産に。

富士山の世界文化遺産への登録勧告から一夜明けた今朝、残念ながら雲に覆われて富士山は見えず。ということで、上の写真は3年前の冬、伊豆・金冠山にでかけたときに眺めた富士山である。

駿河湾越しの、いつもと違った方角から見た姿が新鮮。やはり美しい。どこからみても富士山の存在感は際立っていて、季節や時間、場所によって様々な表情を見せる富士山の魅力は、奥が深い。

世界文化遺産への登録にあたって富士山は「日本の国家的象徴だが、その影響は日本をはるかに超えて及んでいる」(イコモス)と評価されました。昨日の富士山も今日の富士山も変わりはないのに、「日本をはるかに超えた影響力をもった富士山」というお墨付きがつくことで、地元静岡県民としては、これまで以上に自慢度が上がりますね。

登録にあたっては、「富士山」だけでなく「富士山と信仰・芸術の関連遺産群」として文化的意味合いを含めているようです。国内、海外からの誘客に期待を寄せるのはもちろんですが、静岡県民であるわたしたち自身も、富士山の景観や自然に加えて、歴史や文化的側面についておさらいするいい機会ではないでしょうか。富士山の地元の媒体社であるしずおかオンラインとしても、ガイドブックやウェブサイトなどで、「富士山特集」などを考えてみたいですね。

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海野 尚史 HISASHI UNNO

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