今日は、午前から夕方まで「静大就職際」に参加。これから就職活動を始める3年生にむけて、しずおかオンライングループの会社説明をさせていただきました。静大OBで今年の4月に入社したK君とわたしの二人で、1回35分のプレゼンテーションを全部で6回実施。今年の就活生は大手企業志向、安定志向と聞いていましたので、どれほどの学生さんが集まってくれるのか心配もしましたが、おかげさまで予想以上の数の学生さんにお会いできました。数ある企業の中からしずおかオンライングループの話を聞きにきてくれたみなさん、ありがとうございました。

今日プレゼンテーションしてみての感想ですが、しずおかオンライングループの概要や事業内容、これから将来に向けての方向性、新しい仲間に期待する人材像など、35分という限られた時間で伝えるのは本当に難しいですね。

出版社として創業したしずおかオンラインですが、今ではフリーマガジンやウェブ、モバイル・スマートフォン、口コミサイトの運営、デジタルサイネージへのコンテンツ提供など、運営するメディアのカタチは多様化し、変化のスピードは早くなっています。

一貫しているのは、しずおかオンライングループの目的は「地域に根ざした情報を、求める人に、求められるカタチで提供すること」という理念の追求であり、その先に地域の活性化や魅力ある地域づくりに貢献できるはず、という思いです。…それら一番大切なことを、みなさんにしっかりとお伝えしたい。

きっと会場にきてくれたみなさんも、まだまだ知りたいこと、聞いてみたいことがたくさんあったのではないかと思います。

年明けからガイダンスや会社説明会などを開催しますが、その前にもっと話を聞いてみたい、先輩社員と直接話してみたいという方は、気軽にお問い合わせください。可能な限り対応していきたいと思います。みなさん同様、わたしたちもみなさんのことをもっと知りたいと考えています。


夜は、今年の4月入社の新卒メンバーとの恒例の読書会を開催。今月の課題は、各自が最近読んで興味をもった本の紹介。3人が取り上げた本を紹介すると、K君は『くさいはうまい』(小泉武夫著、文春文庫)、Oさんは『コンサルタントの質問力』(野口吉昭著、PHPビジネス新書)、Nさんは『スティーブ・ジョブズの流儀』(リーアンダー・ケイニー著、ランダムハウス講談社)。

毎回読書会で感じるのは、その本を読んだきっかけや、読んでみての感想などを話しあうことで、それぞれの興味関心のあり方や、嗜好、いまの状況などが伝わるものだな、ということ。私が取り上げたのは、昨日アップストアで発売されたことをツイッターで知り、夜中に購入してみた『ブックビジネス2.0』の電子書籍版。12月の課題図書としてみんなで読むことにしました。3人がどんな感想を持ち寄るのか、いまから楽しみです。

今日お会いした学生さんが入社するのは2012年。そのころには、しずおかオンラインでも電子書籍を紙の本と同じように、きっと普通に出版しているのではないかと思います。今は、とても刺激的で可能性が多い時代ですね。
静大就職祭とブックビジネス2.0

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