〈eしずおかニュースリリース〉の「吉蔵・工房展にお出かけください」という投稿を見て、「なんとタイムリーな!」と思いながら「吉蔵(きちぞう)」さんを訪問。なぜタイムリーかといえば、次回の「ブログる人々」に登場していただく予定の〈eしずおかブログ〉のkittsanさんは、株式会社吉蔵の社長さん。そして今日は、「ブログる人々」の取材日でした……▼2008年2月にブログ講座に参加したことがきっかけで
ブログを書きはじめたというkittsanさんに、
ブログはじめた動機や、約11ヶ月にわたってブログを書き続ける中で
感じたことや変化、ブログの楽しさ、難しさ、…などについて、
いろいろとお話を伺いました。

取材の途中で「kittsan」さんから
「どうしてわたしのブログを取り上げようと思ったのですか」
と質問を受けました。

これまで「ブログる人々」で紹介させていただいたブロガーさんは、
“超”地域密着型で、お店の情報発信ツールとして活用している「コメヤス酒店です!」さん、自己ブランディングの活用事例として紹介した「ダンディ☆和田」さんや「エディ・タチカワ」さん、作家活動のPRに役立てている「Atelier MARUMIRU」さん、ビジネスコミュニケーションのツールとして好感度の高い社長ブログを書かれている「wingchair」さん。

みなさんに共通しているのは、
ご自分のお仕事と地域ブログを上手に結びつけて
情報発信している点でしょうか。

「ブログる人々」では、できるだけ多くのブログ活用法を紹介したい、
というわたしの思いもあって、みなさんのアプローチは様々。

「kittsan」さんのブログを紹介したいと思ったのは、
そのアプローチに魅力を感じたから、です。

上手く言葉にできないのですが、
kittsanさんにお話を聞きたいと思ったのは、
ランキングの常連だとか、
仕事や会社のPRに積極的であったり、
ネットワークづくりに熱心だったり、
という点ではありません。

取材の時は上手く答えられなかったのですが、
いまになって思うのは、
日常のさりげない出来ごと(?)を取り上げた記事の
“読後感”に惹かれた、のかもしれません。

そして、そのことが、めぐりめぐって、
「吉蔵」の好ブランディングにつながっている、
…はずだと。

一見やわらかい書き口でありながら、
ご自分の言いたいことをしっかりと持っていて、
ユーモアを忘れずに相手に伝えようとする“意志”を感じます。

家具や展示会の記事の合間に書かれている中で、
印象に残っているものを紹介しますと

「さようなら、たこ焼きのヨコヤマ」
http://kittsan.eshizuoka.jp/e207120.html

「ピアノの思い出」
http://kittsan.eshizuoka.jp/e84855.html

……みなさん、いかがですか?

kittsanさんの取材は次回の「ブログる人々」で紹介します。
どうぞ、お楽しみに。

kittsanさんのブログは、読後感が魅力



「吉蔵・工房展」では、
日常ではなかなか出会えない、
李朝家具や和家具、現代指物のほかに、器、布なども展示されています。

わたしはまったくの素人ですが、
展示されている家具や器を見ながら、
“自分の次の世代に受け継がせたくなる”
そんな魅力を持っているように感じました。

「吉蔵・工房展」は、12月23日まで開催しています。

同じカテゴリー(ソーシャルメディア)の記事

海野 尚史 HISASHI UNNO

アーカイブ