青山二郎を読んでから、ホンモノの朝鮮白磁を見たいと思っていた。
 (・いまなぜ青山二郎なのかとか青山二郎の話とか) 
骨董も焼物も門外漢であるから、ホンモノもニセモノもまったく見分けがつかないのだが、どうせ見るならホンモノから見ておきたい。では、朝鮮白磁のホンモノはどこにあるのか…。素人に思い浮かぶのはソウルの国立中央博物館だった。ということで、夏休みの数日を利用してソウルに行くことにした。

ソウルも韓国も初めてである。もちろんソウルには静岡空港から飛行機…というのが便利だが、以前からソウルは電車で行くのにちょうどいい距離だなぁ、車窓から韓国の地方の風景をのんびり眺めてみたいものだなぁ、一度は行かなくちゃ、と思っていたのだ。さっそく調べていたところ「日韓共同きっぷ」という、今回の目的にぴったりの切符の存在を教えていただいた。

「日韓共同きっぷ」はJR旅客各社と韓国鉄道公社で販売されている特別企画乗車券。wikiペディアによれば、1988年のソウルオリンピックの開催の際に、航空券の手配ができなくなった旅行者にむけて販売が開始されたのだそうだ。いまだに販売されていることに驚いたが、それは利用者が多いからかと思いきや、2009年の日本国内の利用者は1572人だったとか…。

まぁ、なにはともあれ「日韓共同きっぷ」を手に入れて電車でソウルに出発したのだ。

電車でソウル(日韓共同きっぷ)


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海野 尚史 HISASHI UNNO

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