世の中まんざら悪くない…というお話
別冊静岡時代ー特集:働くことってなんだろう?』号


昨日は、天秤座と蠍座の社員誕生日会。鷹匠のARIYOSHIでお祝いした。参加者は出版制作部の栗田さん、浜松支社の中澤梓実さん、住まい事業部の内藤君、アイアーキテクトの近藤君とわたし。久しぶりのARIYOSHIの料理でしたが、相変わらずどの料理も美しく美味しかった。銀色に輝く太刀魚のカルパッチョは取り分けるのが惜しいほど綺麗に盛られていたが、みんなで跡形もなくいただいた。家では朝夕の料理を担当しているという近藤君の話は、相変わらず楽しいなあ。料理のできる男は、輝いて見えますね。今回もお店を推薦してくれたwomoグルメチームの稲葉さん、ありがとう。

午後『静岡時代』事務局の鈴木さんとTさんが来社されて、『別冊静岡時代ー特集:働くことってなんだろう?』号を届けてくれました。この号の中で、わたしは学生さんの取材を受けていたのだ。

お話ししたのは4月に就職を控えた編集長、大学院に進む4年生、これから就活を迎える3年生の3名の学生さん。当然ながらみなさんは、社会に出ることに不安を感じている。その不安にわたしが答えるという企画でした。タイトルは「社長さんに聞く、仕事の楽しみ方」。わたしの考え方が世の中の社長さんを代表するとは少しも思っていない(というか、わたしの話を他の社長さんが聞いたら“甘い”と叱られそうである)ので、あくまでわたし個人のこととしてお話しさせていただいた。

わたしが学生のみなさんに伝えたかったことは、大人たちは若い人のことをよく見ているし、みんなが思っているよりも社会は公平(いろんな意味でね。もちろん今が理想の社会ではないし、改善点は多々あります)にできているということ。「なりたい自分になる」ことができなくても、そもそも人生は自分の思うようにならないから面白い。それから、自分ひとりではできないことを、会社の仲間と一緒に実現することは楽しいことだよ、と。ひと言で言えば、世の中まんざら悪くない、ということです。誕生日に男の料理の話で盛り上がる会社の仲間がいることも悪くない。

商品であれ、サービスであれ、媒体であれ、自分たちが一所懸命にが考えて、作ったものが世の中にリリースされ、社会の一部として組み込まれていくことは刺激的なことだと思う。それは遊びにはない、仕事だからこそ味わえる達成感だと思います。

そんなことを自分では丁寧にお話しさせていただいたつもりなのだが、自分の言葉を活字で読み返してみると、いかにもオヤジ臭くて鼻についた。これでは学生さんは読む気がしないだろう、と大いに反省したのである。

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