「御社の“攻めの姿勢”に、魅力を感じます」

新卒採用面接の中で、ある学生さんが、そう語った。
どんなところに “攻めの姿勢”を感じるのか質問してみた。

「昨日も、USTREAMを使ってeしずおかTVでイベントを中継していましたよね。
 ほかの企業さんでは、まだ手がけている会社は少ないと思います。
 eしずおかTVのイベント中継を知ったのも、ツイッターでした…」

一昨日スタートしたばかりのeしずおかTVを既に知っていてくれたことや
それをわたしのツイッターで知った、と聞いて
いまさらながらではあるが(ささやかでもあるが)、
ソーシャルメディアやリアルタイムウェブの浸透を実感した。
そんな取り組みが、学生さんに“攻めの姿勢”に映っていたようだ。

学生さんに伝わりやすいかどうかの違いはあるにせよ
どんな企業も、さまざまなチャレンジをしていると思う。
それでも昨日の「 “攻めの姿勢”に、魅力を感じます」という言葉は、
素直に受け止めたい。ありがたい。

eしずおかTV中継後に、担当してくれたカメラマンのM君や、
WEBディレクターのAさん、デザイナーのSさんたちと出かけた
食事の場で、みんなから聞かれた言葉。

「楽しかったですね〜」

一昨日の中で、わたしが一番うれしかった言葉だ。
常々、「攻める」ときの一番の原動力は「楽しむ姿勢」
ではないかと思っている。

チームの共謀作業においては、
参加メンバーが楽しめるかどうか、が成功の鍵を握っている。

さらにいえば、参加メンバーとは、
作り手と、お客さまと、利用者のみなさん、の三者だ。
この三者が共謀して、楽しめること。
さらに、さらにいえば、継続して楽しみ続けられる仕掛けが
新しいメディアやサービスの成長には欠かせない。

「攻める」と「楽しむ」に「事業性」を織り込んで、
プラスのスパイラルの軌道に乗せる。
シゴトと称して、自分たちのやりたいことを実現していく。
そんな意識が、わたしの仕事感の根底にある。

「義務感」や「やらされ感」だけで、新しいことを成功させるのは
不可能とは言わないけど、本当に難しいと思う。
自分の流儀でもない。
それに、なんといっても「楽しい」から頑張れるし、
本気になれるわけで。

産まれたばかりのeしずおかTVには、
事業として今後どう位置付けるかという、
高いハードルが待っている。

それは当面わたしの課題だ。
どうやってそのハードルをクリアするか…
そんな悩みも、ちょっと楽しい。


次回eしずおかTVのライブ中継は、
・5月22日(日) 深夜25時〜未明

※eしずおかTV中継チームのみんなへ。
次回は深夜の出番、覚悟して楽しもうね。
それから、しっかり昼寝しておくように!

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